
Headway Guitars (Custom Series & Standard Series) のトラスロッドナットの位置は、他メーカーとは少し違う位置にあります。その為ロッド調整を行う際、専用レンチを使用します。( ※ラウンドショルダーモデルを除いたギター。)

実はこの位置にトラスロッドナットを配置していることにはHeadway Guitarsならではの拘りがあります。
さかのぼる事30数年前、最高品質のギター製作を目指したHeadwayでは、まずヴィンテージのギターを分析し、その構造を研究しました。ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、ヴィンテージのギターにはトラスロッドが入っていない為、ネック調整が不可能なモデルが存在しています。構造・音質面のみならず、外観面でも本物のヴィンテージギターの全てを再現する為にはトラスロッドを入れずに製作する他ありませんが、四季の気候の変化が大きく、高音・多湿である日本でネック調整が出来ないのは非常に不便で、耐久性の面から見ても非常にウィークポイントになっていました。そこでHeadwayでは、外観からトラスロッドの入っていないギターに見せつつ、ロッド調整を可能にする他に例を見ないトラスロッドナットの位置を開発・実現しました。それが現在でも続いている今のロッドナットの位置です。
恐らくここまで拘る必要性があるのか?と思われる方もいらっしゃるかとおもいます。確かに従来のやり方と違う為、新たな治具製作も必要ですし、時間も掛かります。しかし、どれほど小さく細かな点でも拘り、拘り抜いて初めてHeadwayという一つのギターが生まれます。
今回は沢山ある拘りの一つを紹介したに過ぎませんが、ユーザー皆様にもHeadwayの職人の拘りをその手で少しでも感じてもらえれば非常に幸いです。
調整方法は以下の通りです。
