昔ならではの「ドレッドノート」や「ジャンボ」といったサイズは今でもスタンダードとして人気も高く、いろいろな方に愛されています。でも一方で抱えた時に「大きいなぁ」とか「弾きづらいなぁ」と感じることがあります。エレキギターもアコギも弾くプレイヤーならなおさらアコースティックギターの厚みは違和感とも言えるのではないでしょうか。

しかし、それほどまでに大きなギターに人気があるのは歴史が裏付けてきた「音の良さ」があります。「アコギといえばあの音」というイメージ。その音はきっと伝統的なギターに違いありません。

これまでのヘッドウェイHNモデルは628mmスケール・12Fジョイント仕様でいわゆるパーラーギター。抱えやすく弾きやすいのはメリットですが、サウンド面では小さなボディならでは、と言えるような「ポコッ」とした音色になります。これはこれで小さなギターの特徴と呼べるもので、愛嬌のあるいい音なのですが、ドレッドノートやジャンボといったアコースティックギターの王道をいくサウンドとは異なるものです。

でも、もし音が同じだったら、鳴りが変わらないのだったら、小振りなギターの方が良いと思いませんか?

伝統的なギター作りを続けながら、着々と製作経験をと実績を積み重ねてきたHeadway Guitarsが今だからこそ形にすることができた意欲作「HN-BARCORT」をご紹介します。

このギターは14フレットジョイントとなっています。その分ヘッドが体から遠ざかり、ギターを構えたときの左腕の位置が窮屈にならず、抱えやすくなります。

ウクレレを想像していただくと分かりますが、ネックが短いと左腕が窮屈なフォームになり、少し演奏しづらくなってしまいます。645mmスケールになることで、姿勢に余裕が出てくるものと思います。

アコースティックギターにおいてもっともサウンドに影響を及ぼすのはボディの形状、そしてスケール、ブレイシングの形状といったギターの構造に関わる部分が大きく、ついで素材である木材となります。

今回のHN-BARCORTはボディサイズをニューヨーカーシェイプとしながらも、スケールをドレッドノートスタイルと同様の645mmに設定することで、ストレートでハリのあるサウンドを目指しました。「小さなギターは音がちょっと。。」というギタリストの方に是非お試しいただきたいモデルに仕上がりました。

HN-BARCORTのもっとも大きな特徴は645mmスケールかつ14フレットジョイントという仕様です。

これまでのヘッドウェイHNモデルは628mmスケール・12フレットジョイントでした。スケールが短いと低音域の響きが抑えられ、中音域にピークがきます。
さらに弦の振動を増幅するボディが小さいことから、小さなギター特有のサウンドになります。

この音は小さなギターらしい音という意味で魅力的なのですが、HN-BARCORTでは小さいギターでもドレッドノートに近い印象の音が得られる様にしたいと考え、スケールを645mmという、いわゆるロングスケールにして弦のテンション感や鳴りを伝統的なドレッドノートに近づけました。

ギターの内部には力木という補強の木が入っていますが、この力木のレイアウトはある程度伝統的なパターンがあります。
HN-BARCORTの開発にあたって、このパターンを見直し、小さいボディでも音の芯が残り、かつボディが振動しやすい、しかも強度を保つための専用設計としました。

結果として小さいボディながらハリがあってストレートなサウンドを実現することができました。

 

モデル名に含まれる「BARCORT」はヘッドウェイの造語です。

BARCA(バルカ)とはイタリア語で「小舟」を意味します。お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんがここに「ドレッドノート」の対義的な意味をもたせています。そしてエスコートは英語で寄り添う意味。このギターがギタリストを音楽の世界にエスコートする、というコンセプトをモデル名に込めました。

HN-BARCORTの開発責任者である、ヘッドウェイマスタービルダー・安井雅人のインタビュー動画をご覧ください。

HN-BARCORT初回ロットではヘッドウェイブランド全体を通して人気の高い桜・夜桜デザインのギターをラインナップしています。ボディのサイドバックには桜の木を使用し、ローズウッドやマホガニーとはまた違った温かみのあるサウンドをお楽しみ頂けます。また、桜モデルならではの花びらをモチーフにしたポジションマークやピックガード、インレイワークも大きな魅力の一つです。

 

 

希望小売価格・・・¥195,000(税抜)
希望小売価格・・・¥175,000(税抜)
希望小売価格・・・¥270,000(税抜)
希望小売価格・・・¥250,000(税抜)

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