ネックジョイント

高精度な組み込みを約束する「後仕込み」

ボディとネックはそれぞれ別々に塗装された後、伝統的な蟻溝(ありみぞ)工法によってジョイントされます。この様に塗装後にジョイントされる方式を「後仕込み」と呼んでいます。

現在この後仕込みを採用するメーカーはそれ程多くありません。ジョイント後にまとめて塗装を行った方が手間が少ないからです。その中でヘッドウェイがこの後仕込みによるジョイントを行う理由は、このジョイント部はそのギターが如何に高精度に作られているかが最も良く解る箇所だからです。後仕込みでは、ジョイント部に生じる隙間を塗装で埋める事が出来ません。その為、隙間無く正確に接合されていなければそれは一目瞭然となってしまいます。また、 これによりネックはさらさらとしたスムーズは感触のサテン仕上げ、ボディーは高級感あるグロス仕上げにそれぞれ塗り分けられています。ジョイント部に塗料の吹き溜まりのない美しい仕上がりも魅力です。

 

精度が鳴りを決める「アリ溝」ジョイント。

ヘッドウェイは昔ながらの蟻溝(ありみぞ)工法と呼ばれるジョイント方法を採用しています。近年ではより簡単なボルトなどを使用したジョイントのモデルも増えてきていますが、蟻溝方式のジョイントは接合面積も広く、高精度に仕上げればネックとボディはあたかもひとつの木材であるかの様に豊かな鳴りを生み出します。

まさにアコースティックギターに最も適したジョイント方式であると言えます。また、「ほぞ」と呼ばれるジョイント部の突起は、一般的な物よりも大きめに作られており、接合強度を高めています。そしてここでのネック角度などの調整は、演奏性や鳴りに大きく影響し、高度な技術を要する工程でもあります。