【ディバイザーがゆく!ギターショップ巡り】イベント編~ギター製造の聖地で開催! 信州ギター祭りに行ってみた!~

全国の楽器店様を巡り、スタッフの方からお店の歴史や経緯などなど普段聞けないことを伺うこのコーナー!

ですが、今回は販売店様ではなく、この時期にギターの製造の聖地でもある、長野県松本市で開催されている、あのイベントへ取材にいってきました!

早速会場となっている松本市内にある『信毎メディアガーデン』へ向かいます!

道中パルコが見えてきました!こちらの松本パルコにはこれから向かうイベントの仕掛け人『島村楽器松本パルコ店』様があります。常時信州産のギターが多数展開されていますので、ギター好きなら松本に来たら立ち寄ってみてください!

広々とした店内です!
店頭Momoseのオススメラインナップ達!!

さあ、到着しました!現代的な佇まいのこちらの建物が『信毎メディアガーデン』です!

松本駅より徒歩15分前後!現代的なデザイン性の高い建物が目印です!

お目当てのイベントの案内が出ています!それがこちら!!!

今回やってきたのはそう!『信州ギター祭り』です!
日本一のギター製造を誇るまさにギター製造の聖地、信州・長野県!その長野県内に工場・工房を構えるメーカーのギターが一堂に並ぶまさにギター好きによるギター好きのための『祭り』なんです!

建物に入る前にこのご時世です、アルコールでシュッとやってから入りましょう!

入るとまず左にはカフェが、右には松本の特産品などが販売されています!奥には地酒もありますよ…信州の地酒美味しいんですよ…(注:取材時お昼前)

ちょっとした休憩にちょうど良いカフェがあります。
様々な信州のお土産品や観光案内も兼ねている『まちなか情報局』があります。
奥が信州ギター祭り本会場で、手前はグッズ販売コーナーと特設イベントスペースです。

魅惑のコーナーを横目に、会場前にはグッズ販売コーナーがあります!
弊社以外のメーカーさんも少しご紹介。
Marshallさんのグッズにギター好き心をくすぐられ、BOSSさんのエフェクターにトキメキますね!

その奥には普段は販売していない非売品や木製クラフト製品などが販売されています。
出展メーカーからの持ち寄りでかわいいアイテムから実用的なアイテムにメーカーらしい飛び道具(笑)まで様々です!

その横にはチャリティーオークションの出展品が陳列されています。
こちらも出展メーカーが持ち寄った品をネットオークションにかけて収益金を社会に役立つように使っています。昨年は松本市内の中学校にギターを寄贈いたしました。
ディバイザーからは非売品のワインとカッティングボードなどのセットを出品してありました!

いよいよ会場入りましょう!入場は予約制で2次元コードを受付で読み取ってもらい検温を実施して、ギター好きにはたまらない夢の空間へいざ!入場します!!

受付を済ませると、入口すぐは弊社ディバイザーブースです!
アカマツ材、木曽檜材、桜材、栃材を始め『和材』を使ったモデルをコーナーに分けて展示しています!
和材のモデルは大変人気が高く、取材時で既にお嫁に行ったモデル達が多いとのこと…うれしい限りですが、取材しようと思ってたモデルがもういなかったり…来年以降はもっと早く取材に来なければいけませんね!

入ってすぐ、一番最初がディバイザーブースです!

それではディバイザーブースを各コーナー見てみましょう!
まずはこちら!大人気コーナーでした、『桜コーナー』です!

これだけ桜モデルが並んでいるので、桜材の杢目やサウンドなどその特徴がリアルに体感できます!
特殊なパールの塗装を施したモデルやグラデーションカラーなど桜材と塗装の組み合わせで生まれる美しさと『桜らしさ』の表現は職人技だと実感します!

手に取ることでわかる桜モデルの良さをイベントだからこそ、存分に体感して頂きました!

続いてのコーナーはこちら!信州ギター祭りにふさわしい信州産の木材から『木曽檜』を使用したモデル達!
古くから建築材などには使用されてきた木材ですが、ギターになっているところはなかなかお目にかかれないレアな木材です!
特徴的な杢目と柔らかさのあるカラッとしたサウンドが良く、居合せたお客様ともサウンド談義をさせてもらっちゃいました!

引っ切り無しに試奏の入る大人気モデルとなっていた木曾檜モデル。

木曾檜コーナーの隣には、こちらも信州産の木材『アカマツ』を使用したモデル達!!
このアカマツ材を使用したギター製作のプロジェクトは、長野県内で深刻な松枯れ被害を出している『マツクイムシ』の被害で枯れてしまった木材を使用しているアップサイクルとも言えるディバイザーが取り組む一大プロジェクトです!

虫食い穴や木の節をそのまま生かすルックスは多くの注目を集めていますね!ギターにとって虫食いの穴や節は天敵ですから…木材と真摯に向きあうことで唯一無二の表現が生まれる『アカマツギター』の魅力といえますね!

アカマツギターは材料の風合いを生かす、筆塗りされたミルクペイントも特徴的です(写真 中央)
このギターを通じて、マツクイムシ被害の実態を知ることで、環境問題へ目を向けるきっかけになりました。

続いてはグラデーションやバーストのカラーリングが美しい『栃材』のコーナー!
栃材と一言で言っても杢目のバリエーションが豊富でどれもこれもカッコイイですよね!

さらに一番右のベース2本はなんと!今回、信州ギター祭りアンバサダーを務めて頂いており、ディバイザー公式アーティストでもある人気ベーシスト『OK Bass』氏のオーダーカラーモデルも出品されているではありませんか!!
栃材に相性の良いブルーのグラデーションカラーとホワイトのボディバックがかっこよくファン必見のモデルです!

さらに本年のディバイザー30周年を機に復活した、Deviser『ROSETTA VESSEL』もあるではありませんか!!
しかも黒柿材を使用したモデルとゼブラウッド材を使用したモデルです!これは気になりすぎるモデルです!
独特の適度にアタック感があり、分離の良いサウンドは病みつきになります!

そしてなんと!アコギファンの皆さま!!本年はアコギの展示もあるじゃないですか!!
人気の桜アコギや信州木曽の漆塗りモデルなどアコギファンの皆さまにぜひ楽しんでもらいたいモデルが並んでますよ!!
個別に試奏室も完備されており、イベント会場とは別の静かな空間でアコギサウンドを堪能できるのはうれしいですね!

桜モデルのアコギはルックスもさることながら、甘く澄んだサウンドも良いのでアコギファンには試して頂きたい1本です。

信州ギター祭りと言えばこれも忘れてはいけません!そう!オーダーメイドです!
木材やなかなか見ることのできないピックガードの材料などを見て、さらには職人と相談しながら自分だけのオンリーワンのギターを作るという夢のようなチャンスです!
純粋にいちギター好きとして、オーダーされていた方、うらやましいです…

特注品のピックガード素材も多く、見比べ選べる機会は貴重です!
桜インレイのネックが…これでオーダーしたいですよね…

そうこうしていると、お昼を過ぎ午後からは会場前に特設されているスペースでイベントが始まります!
出展メーカー各社から職人が集まり、その場でギター製作の工程を実演・解説してくれるイベントです!

ギター作りに関する様々な工程を見て、疑問点をその場で職人に聞けることは滅多にないので、熱心に質問されているお客様が多く盛り上がりを感じます!

ディバイザーの職人は配線作業を実演・解説!
ピックアップ交換など定番のカスタマイズをやってみるのに一役買いそうな話しが聞けて、帰ったらさっそくカスタマイズ…なんて考えちゃうのはギター好きの性なんでしょうか??(笑)

メモまで取って聞き込んで頂けると、職人も説明に力が入ります!

実演を見終わったら、入ってすぐのディバイザーブースから奥を回っていませんでしたので、ぐるっと見て回りましょう!
信州産のギターがこれだけ集まっているんです!もうどこから見ていいやら…時間が足りません!!とにかく見ていきましょう!!
出展メーカーの皆さまにちょっとだけ取材もさせて頂きました!(順不同)

まずはこちら!RED HOUSE Guitarsさんです!
今回のモデルの中ではKelly Simons氏のモデルがイチオシだとのことです。
お次はこちら!T’s Guitarsさんです。
普段は比較的生産が少ないTLタイプを増やしているそうです!
鮮やかで移しいモデルの数々です!
島村楽器さんのブースではHistoryブランドを展示しています。
いつも生産している工房だけではなく、今回は後ほどご紹介するTsubasa Guitar Workshopさんとのコラボレーションモデルも展示されています!
比べてみるのも興味深いですね!
インパクト抜群のこちらはSugi Guitarsさんです。
なんといっても目立つのは加賀友禅の色彩ををイメージしてカラーリングしたギター!
和のイメージは好きなジャンルです!
次はOgi Factoryさんです!
なんとリンゴ材を貼ったギターがあるではありませんか!
その杢目・サウンド気になります!
お隣に移動してこちらはSuzuka Guitar Designさんです!
木材の質感を生かしたナチュラルな仕上がりになるよう工夫されているそうです!そして何より軽量で持ってその重量に驚きです!
そしてこちらはDYNA MUSICAL INSTRYMENTSさんです。
木のぬくもりが伝わる仕上げが特徴とのこと!手触り馴染みがいいですよ!
Tsubasa Guitar Workshopさんです!
近年流行りのエイジド加工されたモデルがずらり!
ピックアップもハンドワイヤリングで社内で製作しているそうで、とても気になりますね!
こちらは荒井貿易さんのAPⅡブースです
今回はお馴染みPEモデルの特別バージョンと6弦ベースが並んでいます!
PEは40年以上作られ続けている名器ですね!

今回はお忙しい中、取材にお答えいただきました出展メーカーの皆さま!ありがとうございました!

これだけ並ぶとゆっくり見るには本当に時間が足りません!!
回を重ねるごとに参加メーカーが増えてきて長野県のメーカーの多さがあらためて感じられますね。
ディバイザーも負けないよう切磋琢磨して信州ギターの発展に貢献していかなければなりません!

これにてディバイザーがゆく!取材を終わりましょう!
信州以外から遠方よりお越しいただきディバイザーブースにご来場の皆さま、信州ギター祭りスタッフの皆さまありがとうございました!

会場を後に遅めのお昼を食べてディバイザーがゆく!次の街へ向かいましょう!!
ちなみにお昼には松本市内カフェなども多く、ディバイザー地元出身スタッフイチオシの洋食屋『おきな堂』さんへ!!
これがまたおいしいお店ですので、松本へ遊びに来られた際にはオススメですよ!

改めまして、信州ギター祭りにご来場頂きましたお客様を始めスタッフの皆さま、ありがとうございました!
また、本イベントにてご購入頂きましたお客様におかれましては、末永くご愛用くださいませ!
今回は来られなかった…というお客様は信州ギター祭り公式SNS等にて続報をお待ちください!!


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