【ディバイザーがゆく!ギターショップ巡り】番外編 ~ Music China 2025 in 上海 ~

冬の大イベントOne Day Guitar Showの熱気も高まる中、今回のディバイザーがゆくは番外編!中国は上海で行われたMusic China 2025の様子を現地で撮影した記録をもとに、今やギター産業の中心地のひとつともされる中国の今をお伝えします。
上海に向けていざ出発

長野から車を走らせること約3時間、中部国際空港セントレアから飛び立ちます。今回は海外担当のスタッフに加えて、JTシリーズなどのチューナップを担当する品質保証部のスタッフも同行。初めての海外となるメンバーもおり、すでに期待が高まります。


しかし、搭乗口に着くとそこには天候不良による「遅延」の二文字が。はやるスタッフの気持ちをなだめつつ、ラウンジで昼食を取りながら作戦会議を実施。旅にハプニングはつきものなので、その場の状況をいかに楽しめるかが大事ですね!

定刻より約1時間半遅れて、いよいよ飛行機に搭乗。上海の浦東(プートン)国際空港までは約3時間ほどのため、体感では国内旅行とそれほど変わらない距離かもしれません。

あっという間のフライトを終え、いよいよ上海に上陸!日本から発着する空港としては虹橋(ホンチャオ)空港もありますが、こちらの方が巨大で、Music Chinaの開催場所である上海新国際博覧センター(SNIEC)までのアクセスも良いです。


飛行機の遅れもあり、この日は上海の街並みを眺めつつ夕食に向かいました。後日中華料理の会食が予定されていたため、スペイン料理のレストランへ。中国と言えばの「青島(チンタオ)ビール」をいただきつつ、明日への英気を養います。普段飲むビールに比べて飲み口があっさりしており、日本の居酒屋でも青島ビールにしてほしいなと中国に来るたびに思います。
いざMusic Chinaの会場へ
ここからはアジア最大の楽器見本市として知られるその会場の様子と、ディバイザーブランドの中国代理店ブースを一挙ご紹介!
中国でも人気拡大中のBacchus & Headway

今年のMusic Chinaでは、コロナ禍以降初となるBacchusとHeadwayの展示が実現!中国国内の代理店である上海Buddy Musicのブース内に、中国限定モデルを中心に幅広くディスプレイされました。中国でも再燃しているというシティポップブームを背景にした、ディスコのような雰囲気を纏ったスパークリングカラーのモデルが特に注目を集めていました。当時の日本の曲も中国の若い世代で今非常に人気が高いようです。





ちなみに、BCGとは”Bacchus Custom Guitars”の略で、中国限定モデルなどに使用されている公式のブランド名です。オリジナルロゴとはまた違ったカッコよさがありますね!


日本でもおなじみのシグネチャーモデル(中国限定仕様)もありました!動画サイトやSNSを通じて日本の音楽や文化に触れることの多い中国のユーザーにとって、馴染み深いアーティストといえます。
アーティストも多数来場!

Music Chinaを訪れていた、Headway公式アーティストのまるやまたつやさんにブースへお越しいただきました。ここ中国でもまるやまさんのフィンガースタイルの演奏は人気が高く、ステージには多くのファンが駆けつけていました。多忙なスケジュールの中、ありがとうございました!


こちらは中国でBacchusを愛用していただいているアーティストのお二人。中国版インスタグラムとも言われる「小紅書(シャオホンシュー)」などで活動するインフルエンサーKyoneさん、桜ギターを持っているのは20本以上ものディバイザー製品を所有しているBacchus公式アーティストのAya. Tsumiさんです。実際に海外で活躍するミュージシャンから熱いコメントをいただき、とても刺激のある時間を過ごしました。
大迫力のMomoseブース
Momose、STR、Rosetta Vesselの代理店を行うAstra Musicのブースでは、特大パネルと共に大迫力の展示が行われました!桜モデルや和紙トップのモデルを中心とした日本らしさを感じられるモデルが並ぶ一方で、中国限定仕様のSTR JTG Designも多くの来場者が手に取っていました。





Seventy Sevenもあります!

Seventy Sevenの代理店であるMega Musicのブースでは、限定モデルのEXRUBATO、STORK、ALBATROSSを発見!セミアコースティックモデル専門のブランドとして、ブースの中でも非常に目立っていました。沢山のギターの中に並んでも埋もれない、美しい装飾とカラーリングは中国の地でも健在ですね!
Music Chinaならではの多種多様なブース


Music Chinaの醍醐味ともいえるのが、広い天井を生かした迫力満点のブースの数々です。ギターのみならず、エフェクターやアンプなどの分野でも中国ブランドの勢いは強く、各メーカーが趣向を凝らした展示を行っていました。ブースによってはミニステージも併設されており、世界で活躍する一流プレイヤーの白熱した演奏が繰り広げられていました。


沢山のステージがひしめき合う中、Headwayブースにも足を運んでくださった、まるやまさんの演奏を見学させていただきました。一緒にセッションを行っていたソロギタリストのOkapiさん(写真右)との掛け合いも最高に盛り上がっていました!









有名ブランドの最新モデルから、パーツ、エフェクター、アクセサリー、ケース、さらには職人向けの工具まで・・・ギターに関係するありとあらゆるものが展示されています。その他にも、日本のアニメとコラボした商品も展示されており、その魅せ方も思わす写真を撮りたくなるような仕掛けが沢山ありました。ディバイザーの参加する国内イベントでも負けていられません!
旅と言えば現地の食!
広東(カントン)料理



旅の食事の中でも特に印象深かったのがこちらの広東省の料理。順徳(シュンドゥー)と言われる地方の伝統的な味を再現しており、どれも非常に美味しくいただきました。なまこは初めて食べましたが、中国では非常にポピュラーな食材らしく、実は日本からの輸入も多いそうです。英語でSea Cucumber(=海のキュウリ)と表現されるその見た目は少し強面ですが、やわらかいイカにも似た食感でした。

抹茶にも見えるこちらのデザートは、牛乳とアボカドが材料とのこと。とても上品な甘さで、一時代を築いたタピオカミルクティーにも勝るポテンシャルを感じました。ぜひ日本でも流行って欲しいです!
中国が誇るお酒「白酒(バイチュウ)」

こちらは会食の際にいただいた中国の有名なお酒「白酒(バイチュウ)」。その中でも貴州で製造される非常に高価な「茅台(マオタイ)」と呼ばれる逸品です。洗剤の容器のような入れ物に少し驚きますが、最低でも5年の歳月をかけて作られるそうです。

そのアルコール度数はなんと・・・53%!日本人からすると面を食らってしまう度数ですが、中国の寒い地方では気付けのお酒としてやお祝いの席などで飲まれるそうです。一度に大量に飲むと非常に危険なため、画像に映っている専用のショットグラスでいただきます。味はとてもすっきりとしており、お酒に強くない筆者でも二日酔いを感じないほどでした。良い意味で、かなり危険です!
おまけ – こんなところにもBacchusが!

スタッフが中国のコンビニを散策しているときに見つけた栄養ドリンクの「Bacchus」。おかげで疲れも吹き飛び(?)、翌日も余すことなくMusic Chinaを見て回ることができました!
今年のMusic Chinaを終えて

各所で話を伺っていると、昨年よりも来場者や出展ブースが減ったとという声も多くありましたが、それでもなおアジア最大級の楽器ショーとしてあふれる熱気を肌で感じることができました。毎年ながら中国ブランドの躍進も印象的でしたが、その裏にはアメリカによる米中の関税措置などもあり、ニュースで見ていることが実際に大きな影響を与えているということも分かりました。
しかしそれ以上に、Bacchus、Momose、Headwayを始めとする私たちの製品が国を超え、多くの人々に認められている事実を改めて実感する機会にもなりました。この刺激を生かし、ユーザーのみなまさのハートを掴む製品作りと発信をどんどん行ってまいります!
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