HC-Concept -赤楠- #Y00087

希望小売価格¥800,000(税抜)

製品番号:101 / 出展本数:1

COLOR

CN

Specification

Body Top

Selected Adirondack Spruce

Body Side&Back

Selected Master Grade Akagusu

Neck

Selected Honduras Mahogany 1P

Fingerboard

Jacaranda

Nut

Buffalo Horn(水牛角)

Saddle

Buffalo Horn(水牛角)

Bridge

Jacaranda

Machineheads

GOTOH® SGV510Z EL5 GS

Frets

Jescar® FW9676-NS

Scale

648mm(25.5inch)

Neck Grip

Slim U Grip

Width at Nut

44.5mm

Fingerboard Radius

400R

Bracing

Custom Semi Forward Shifted, Scalloped X Bracing

Finish

Top Lacquer

Strings

Elixir NANOWEB Light(.012-.053)

Accessories

ハードケース、六角レンチ、保証書

Introduction

Video

カスタムショップビルダー・安井雅人

「カスタムショップでのギター作りでは、飛鳥チームビルドの時とは違い、一本物だからこそできる「主張があるギター」を作りたいと思っています。百瀬が積み重ねてきたヘッドウェイの歴史、そしてそこからお客様が受け取るヘッドウェイのイメージをいい意味で裏切ることが、カスタムショップビルダーとしての自分の仕事だと考えています。今まで製作してきたギターは、シャープで粒立ちの良いサウンドの方向性が多く、早いパッセージでも一つ一つの音の輪郭がはっきり聞こえてくるようなサウンドを意識しています。従来のギター作りの常識に囚われずより良いギター造りを行うために常に研究を重ねながら、新しい構造のブレーシングやトラスロッドの仕込みなどにも挑戦しています。また、これは作り手のエゴかもしれませんが「よく見ると凝っている」というポイントをギターに入れ込むこともあります。一見すると普通の指板バインディングに見えるのですが、木の継ぎ目をなくすために「バインディング状にくり抜いた板に指板を埋め込む」という事をやったことがあります。自分も木工職人の一人として、手にとった誰かが気づき、ニヤリとしてくれるのを楽しみにしています。
工場の中でのコミュニケーションや営業のメンバー、楽器店のスタッフの方とのやり取りの中で、様々な形の「理想のギター」があることを実感します。学ぶべきことはまだまだ多いですが、常に人に驚きを与えられる様なギター作りをしていきたいと思っています。

唯一無二の価値を体現する安井の至高のギター

一流のギタークラフトマンは加工技術そのものだけでなく、状況を俯瞰する視点、柔軟な発想、その発想を形にする実行力も持ち合わせているものです。2002年から本格的にギター作りの道に入った安井雅人は、飛鳥チームビルドシリーズにおけるチームの実質的なリーダーとしてその力を発揮。現在はこのシリーズと平行して、自身のカスタムモデル制作も行います。その手から生み出されたギターは、百瀬のそれとは違う、「次代のヘッドウェイ」とも言うべき気迫に満ちています。 百瀬の下で経験を積み技術も熱も十分にたくわえた、飛鳥チームビルドシリーズリーダーの安井雅人によるカスタムモデルラインナップです。

HC-Concept -赤楠- #Y00087

カスタムショップビルダー・安井雅人が手がけた本モデルは、日本古来より御神木として親しまれてきた「楠(クスノキ)」をボディ材に採用したモデルです。楠ならではの柔らかな材質は中低音に豊かな響きをもたらし、トップ材の厳選アディロンダック・スプルースが持つ煌びやかな高音と相まって、幅広いプレイスタイルに応えるサウンドを実現しています。「交錯木理」が生み出す複雑で奥行きのある木目を最大限に引き出すべく、細やかな木地研磨を丁寧に施し、着色は素材の自然な表情を損なわない最小限に留めました。素材本来の美しさをそのまま纏った、唯一無二の佇まいです。

楠材が持つ美しさと、向き合った加工

楠は強い芳香成分である樟脳(しょうのう)を含み、防虫・抗菌効果に優れた木材です。成長が早く長寿な樹で、各地の巨樹・御神木の代表格でもあります。「交錯木理」が生み出す複雑で奥行きのある木目は格別の美しさを持つ一方、材質の柔らかさと乾燥時の狂いやすさから、楽器材としての加工は非常に困難とされています。安井は、楠ならではの「木目の美しさ」と「柔らかな材質感」をルックスと音質の両面で最大限に引き出すため、通常以上に細やかな木地研磨を丁寧に行い、着色は素材の自然な表情を損なわない最小限に留めました。

厳選素材と専用ブレーシングが生み出すサウンド

トップ材には、煌びやかな高音と豊かな鳴りで知られる「厳選アディロンダック・スプルース」を採用。中低音に豊かな響きを持つ楠のボディと組み合わせ、本モデルのために特別にチューンナップした「カスタム・セミフォワードシフト・スキャロップド・ブレーシング」でまとめ上げました。優しいタッチにも繊細に反応し、力強いピッキングでも粒立ちの良いコード感をしっかりと表現。幅広いプレイスタイルに応えるサウンドを実現しています。

演奏性へのこだわり

ボディジョイント部へのカット加工と「ツイストレスネック機構」の採用により、安定したネックコンディションと低い弦高を実現。ハイポジションまでストレスのない演奏性を確保しています。さらに22フレット仕様による広い音域が、より自由で豊かな音楽表現を可能にしています。

ツイストレスネック機構

トラスロッドには両端にボールベアリングを組み込んだ「ツイストレスネック」を採用しています。もちろん通常のネック構造でも十分に高い精度で製作されていますが、トラスロッドの調整時には、ロッドを回す力と引っ張る力、さらにナットとワッシャー間の摩擦によって、わずかな捻れがネックへ伝わることがあります。ツイストレスネックでは、その捻れを両端のボールベアリングが回転することで受け流し、ネックへ加わる不要なストレスを軽減。トラスロッド本来の「反りを矯正する力」を左右均等に伝えることで、ネックの捻れを抑えた安定した状態を実現しています。調整を重ねた際にもコンディションの変化を抑えやすく、シビアなネックセッティングや攻めた低めの弦高にも対応する、高次元な演奏性と安定性を実現しています。

画像左の通常ネックは、トラスロッドを締め込んだ際に発生する摩擦や捻れの影響によって、赤丸部分のようにわずかな浮きが生じています。一方、右側のツイストレスネックは、内部に組み込まれたボールベアリングが捻れを受け流すことで不要なストレスを軽減。トラスロッドから加わる力を左右均等に伝えることで、ネックの捻れを抑えた安定した状態を実現しています。

Headway Custom Shop

Headway Guitarsの最高峰ライン「Customshop」は、マスタービルダーの手によって一本一本丁寧に製作される、妥協なき特別な存在です。カスタムショップビルダー・安井雅人が独自のエッセンスを加えながら新しいHeadwayの形を追求しています。