【ディバイザーがゆく!ギターショップ巡り】番外編~ホテルブエナビスタ特設展示の舞台裏!~

全国津々浦々の楽器店を巡り、個性あふれる店舗やスタッフのみなさまにフォーカスを当ててお届けしていくこの企画!!

今回は番外編!!2025年7月15日~2025年9月30日までの間に行っている『ホテルブエナビスタ』での特設展示の舞台裏をご紹介いたします!

企画の始まり

遡ること2025年初頭・・・とある日・・・

社内報『社外秘:2025年7月から松本市のホテルブエナビスタのロビーでギターの展示を行います。』

・・

・・・え?????

社内でも何事かとなりました。
ホテルのロビーでギターを展示するなんて・・・しかも、『ホテルブエナビスタ』でなんて・・・

これは一大事です!!!

ホテルブエナビスタと言えば、県内外や更には海外からのお客様も多くいらっしゃる、松本市屈指のホテルでブライダルなどでも賑わう場所です!!
そこに展示するギターは私達が近年力を入れて取り組み、ディバイダーブランドでの代名詞となっている日本産の木材『和材』でいこう!となり、その中でも中心的な存在となっている、桜ギターと赤松ギタープロジェクトの2本立てです!

『ギターって興味はあったけど・・・』
『昔ちょっとやってたけ、それ以来・・・』という方々はもちろんのこと
『全くギターに触れたことが無い!』という方々などホテルという場所にいらっしゃる皆さまに楽しんで見てもらい
『ギターってかっこいい!』
『興味が出た!』

と思ってもらえるように!

そして、ギターファンの皆さまにも日本産の木材『和材』でできたギターの素晴らしさをじっくり見てもらい、桜ギターと赤松ギターを弾いてみたいと思ってもらえるように企画の練り上げが始まります!

桜ギター『松本EDITION』製作舞台裏!

今回展示する桜ギター。まずはメインのテーマを決める打ち合わせが始まりますが、これは即決定!各地から訪れるお客様に『松本』の魅力を伝えるべく、松本市のシンボル『松本城』を中心にわかりやすく『松本』がテーマにデザインがスタートします!

『松本城』その特徴は現存する城で最古の5重の天守を持つ城で漆黒の外壁がトレードマークです。
ギターのデザインでは天守はシルエットとして、アウトラインで表現し、凛としたイメージに仕上げます。

そして、難題となったのが、松本城の外壁のイメージである『黒』です。
ボディカラーも黒で仕上げることは決まったものの、これが実は難題でした。

1.桜ギターなので、桜の杢目も見せたい。
2.しっかり黒であってほしい。薄い黒は木地の色で色合いの表情が変わってしまう。

簡単なようで難しいこの色合い、しかしそこは数々のギターを塗って来た、飛鳥ファクトリーの職人です。
杢目を生かすグラデーションと松本城の外壁を思わせる、しっとりとした黒に仕上がりました!

インレイのデザインでは、桜ギターの大切なテーマである『四季』と松本城お堀端の情景を組み合わせます!
お堀端で見られる四季にちなんだ『春の桜』『夏の睡蓮』『秋の紅葉』『冬の雪化粧』をデザインしていきます。

Headwayのモデルではボディバックのセンター部分も四季に合わせて4色の鮮やかなグラデーションを施し、お掘りに泳ぐ鯉とそれを眺める和傘の女性がデザインされています。

Momoseのモデルは、ピックガードのカラーとデザインで四季を表現!黒のボディと合わさることで、豊かな表情に仕上がります。

もう一つ指板のインレイワーク、よく見るとなにかのマークに見えませんか??

そう!これはほとんどの楽譜で目にする『ト音記号』をデザインに溶け込ませているんです!

なぜト音記号なのか??これは松本市が掲げる3個のガク山岳、音楽、学問からなる三ガク都にちなみ、ギターと親和性の高い楽都の意味を込めてト音記号をデザインに取り入れました!

松本の魅力を随所に盛り込み『桜ギター松本Edition』が完成へと向かっていきます!

赤松ギタープロジェクト最新作『CONTINENTAL』と大南造園の赤松

赤松ギタープロジェクトは最新作『CONTINENTAL』モデルを展示モデルとして、新カラーで製作!

松くい虫の被害で枯れてしまった、赤松の材を生かしたレトロな雰囲気に仕上げていきます。

赤松の木の特徴を見ながら、節や虫食い後は味として生かすカラーリングとしてシースルーカラーとメタリックカラーをエイジド加工し、風合いを前面に押し出す仕上げを施し赤松が持つ雰囲気の良さを生かしながら6色のカラーに塗り分けました!

そして、赤松ギターを通して私達の届けたい、『いま赤松の森に起きている松くい虫による松枯れの問題もより広くの方に知ってもらう。』この思いを共にするディバイダー・テクニカルセンターの赤松も手掛けてもらった安曇野市の『大南造園』さんとコラボレーションも実施!

大南造園さんが展開する『庭rium』のスタイルを室内展示で実現できる準備を整えてもらいました!

「庭rium」など独自のスタイルで庭造りを行う大南造園の降幡氏

仮設営を経て、いざ!ホテルブエナビスタへ展示に向かいます!

そして、6月某日・・・
展示場所やサイズを確認する為、ホテルブエナビスタの下見に向かいます!

ここからここまでで・・・あれをここにおいて・・・この台座をつかって・・・
色々と測り現地の下見を終えると次はディバイダー・テクニカルセンターのショールームにて仮設営です!

桜の木を生やして、四季にちなんだデザインを並べて・・・

大南造園さんの赤松が来る予定の場所がここで・・・

展示のイメージを固め、7月15日いよいよホテルブエナビスタへ展示に向かいます!!

ホテルブエナビスタに到着したら、まずは配置を確認し、さっそく桜の木を生やしていきます!!
桜の本数やバランスを整えながら、少しずつ形をつくり・・・

手際よく桜の花を咲かせていき、満開の桜がホテルブエナビスタのロビーに咲き誇りました!

お次は『桜ギター松本Edition』を展示していきます!
和のイメージなるように苔風のマットを敷き、春夏秋冬に合わせてディスプレイを行っていきます!

アコースティックギターのボディバックも見てもらえるように4方向を正面にしながら、覗き込めるようにディスプレイ!

桜の展示が大詰めに差し掛かったころ、大南造園さんが赤松の盆栽と庭riumスタイルのディスプレイを持って到着!

あっという間に台座を設置し、庭riumスタイルの特徴的なフレームも取り付けられます!

そこへ赤松の盆栽がディスプレイされていきます!

赤松ギターと赤松の盆栽が組み合わされディスプレイが完成!

各所のライティングを整えたら展示完成です!それでは完成した展示の様子をご覧ください!!

完成した展示の模様がこちら!!

正面入口から入るとまずは赤松ギターの展示が皆さまをお迎えします!
大南造園さんの『庭rium』スタイルの赤松の盆栽と赤松ギター『CONTINENTAL』モデルの織りなす光景は独特の雰囲気を持っています。

赤松の盆栽は本物の木ゆえの生の艶感と葉や枝ぶりの美しさに吸い寄せられます!
レトロな『CONTINENTAL』モデルの雰囲気も絶妙な相性の良さで、松枯れの赤松がギターへ生まれ変わり、発する存在感があります。

中央には満開の桜のモニュメントが咲き誇り、その先には『桜ギター松本Edition』が並びます!

駐車場へも繋がる通路に面しており、正面入口・駐車場側入口とどちらから来てもギターが出迎える両正面の展示になっています!

春夏秋冬に合わせたディスプレイの装飾や桜ギターならでは彩り、そして「桜ギター松本Edition」こだわりのインレイなどの装飾を間近でご覧いただけます!

それでは、ここで展示をぐるっと歩いた様子を動画でご覧ください!

さらにHeadwayテクニカルディレクター安井にも展示を紹介してもらいました!

ぜひ皆さまも松本近郊へ訪れる際はホテルブエナビスタにて特設展示をご覧ください!!!

展示の様子はメディアでもご紹介いただきました!

今回の展示の模様はメディアでも取り上げていただきました!
WEB版にてご覧いただけますので、ぜひご覧ください!

市民タイムスさんには新聞紙面にも掲載いただきました!

長野朝日放送さんには大南造園の降幡氏と共にニュースで紹介いただきました!

ホテルブエナビスタの広報の方にもブログを公開いただいており、各所を細かくブログにまとめていただいております!

展示概要

展示期間:2025年7月15日~9月30日
場所:ホテルブエナビスタ 1Fロビー

※注意 ホテルブエナビスタでの販売及び試奏は行っておりません。展示品に関してのお問い合わせは弊社までご連絡ください。

ディバイザーがゆく!ギターショップ巡り特設サイト

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