【ディバイザーがゆく!ギターショップ巡り】ディバイザー大商談会2026の舞台裏!

みなさんこんにちは!ディバイザースタッフです。
毎年この季節になると、社内がにわかに活気づきます。そう、ディバイザー恒例の大イベント「ディバイザー大商談会」の時期がやってきたんです!
今年で第11回目を迎えた「ディバイザー大商談会2026」は、5月22日(金)18時に特設ページを公開するかたちで開催されました。特設ページには、今年も職人たちが技術の粋を集めて作り上げた限定モデル・新製品が200本を超える規模で発表され、スタッフ一同も準備から当日に至るまで、心が踊りっぱなしの数週間でした。
今回の「ディバイザーがゆく!ギターショップ巡り」では、そんな「大商談会2026」の舞台裏をたっぷりとお届けします!
各ブランドの見どころもひとつひとつご紹介していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
ディバイザー大商談会って何?という方へ

少し説明をさせてください。
ディバイザー大商談会は、Bacchus・Momose・Headwayといったブランドを展開する私たちディバイザーが、毎年5月に取引先の楽器店に向けて開催している限定モデル・新製品の発表&受注会です。2016年の第1回から数えると、今年でなんと11回目となりました!!
もともとは長野県松本市の本社ショールームで、全国のディーラー様にお越しいただいて開催していたのですが、2020年のコロナ禍を機にオンライン形式へと移行。現在は、出展モデルをインターネット上の特設サイトで公開するスタイルになっています。
お客様に実際に楽器を手に取っていただけないもどかしさはありますが、3D画像や試奏動画など、オンラインならではのコンテンツも充実させながら、毎年全力で臨んでいます!!
サウンドメッセ in OSAKA 2026で商談会モデルをひと足早くお披露目!
大商談会の特設ページ公開に先立ち、今年は5月16日(土)・17日(日)に大阪で開催された「サウンドメッセ in OSAKA 2026」に出展しました!
会場はアジア太平洋トレードセンター・ATCホール。弦楽器専門の展示・販売イベントとして知られるサウンドメッセには、楽器メーカー・輸入代理店・個人制作家・有名楽器店がひとつ屋根の下に集まる、まさに弦楽器好きにはたまらないイベントです。
今年のディバイザーブースでは、5月22日の大商談会で発表予定の新モデルを一部先行展示。京桜・プラタナスといった注目の限定モデルをはじめ、Premium Collectionの一部、赤松ギタープロジェクトの最新型式「CONTINENTAL」、話題のBacchusマルチスケールベース、Japan Tune-up Seriesの最新作、さらにヨメトオレ・Marco氏の新シグネチャーモデル「GIN-SUNRISE/RSM」まで、商談会の見どころを凝縮した顔ぶれが揃いました。
会場でのご来場・ご試奏、本当にありがとうございました。皆さんの反応を肌で感じながら、商談会への期待がさらに高まった2日間でした。
大商談会2026モデルを製作・展示風景とともにご紹介!
大商談会の当日に向けて、今年も職人たちが日々腕を振るってきました。今回はそんな製作現場やショールーム展示風景とともに、各ブランドの大商談会2026モデルをご紹介していきます。
木材を選び、形を削り出し、塗装を施し、細部まで丁寧に仕上げていく。写真からも伝わる職人たちの真剣なまなざしと、その手から生み出された作品の数々をぜひあわせてお楽しみください!
Headway(ヘッドウェイ)
Custom Shop
まず最上位のCustom Shopラインから、マスタービルダー安井雅人と降幡新による渾身の一本物モデルが登場しました。
安井雅人モデルは、安井らしい現代的なカッタウェイスタイルの「HC-Concept」を含む計3機種を出展。トラディショナルなデザインへのリスペクトを忘れないながらも、安井独自の感性をしっかりと込めた仕上がりで、積み上げてきた経験と理論が随所に光ります。
・HC-Concept -赤楠- #Y00087








・OM-280 V style #Y00089





・HD-280 M Style #Y00088








一方、降幡新モデルは「今の自分に作れる最高峰を形にしてみたい」という意志から生まれた「HF-420 CUSTOM」と、Headwayらしさを大切にしながら現代的な要素も取り入れた「”進歩”を感じられる1本」を志向した「HXC-280 CUSTOM」の2本が完成。降幡らしい材の選定とデザインセンスが光る、まさに至高の二本です。
・HF-420 CUSTOM #F00067









・HXC-280 CUSTOM CN #F00068









現代的な仕様を追求する安井モデルと、質実剛健な伝統的Headwayを体現する降幡モデル。対照的な個性が響き合う、Custom Shopならではの贅沢なラインナップでした。









ATB・STDシリーズ
Aska Team Build(ATB)シリーズおよびStandard(STD)シリーズからも、見ごたえたっぷりのモデルが集結しました。
まず注目したいのが、「80’s シトカ・スプルース」を使用した”The Five”ベースの限定モデル。1980年代に伐採された掘り出し材を、約40年にわたって天然乾燥させたこのトップ材は、通常のシトカ・スプルースと比べてサスティーンが長く、乾いた質感の中に心地よい高音が宿る、まさに時間が作り出した一枚です。さらにこのモデルには、通常はCustom Shopのみに搭載されるマスタービルダー・安井雅人独自設計の「ツイストレス」機構を採用。ベアリングを仕込むことでネックのねじれが起きにくい設計となっており、長く安定した状態で弾き込んでいただけます。











続いて今回初登場となる新トーンウッド、フランス産「プラタナス」を使用した限定モデル。古くから世界各地で街路樹や公園樹として植えられてきたプラタナスは、中音域にまとまりのある温かみのあるサウンドが特徴で、弾き語りのバッキングや指弾きにも最適です。今回の材の産地であるフランスの文化と歴史をテーマにしたデザインが施されており、Headwayの新境地と呼べる一本に仕上がっています。














桜モデルも今年は豊作でした。
「京桜モデル」は、2024年に京都府で採取された希少な桜材を使用した、日本の古都をテーマにしたシリーズ。2026年版ではデザインとカラーリングを刷新した新たなモデルが登場しました。京都ならではの雅な世界観と桜材のサウンドが組み合わさった、Headwayファン必見の一本です。









「陸郷桜景色モデル」は、長野県池田町の桜の名所「陸郷桜仙峡」をモチーフにした特別デザイン。「西の吉野、東の陸郷」と称えられる名所にちなみ、昨年の「吉野千本桜」モデルと対になる意匠が取り入れられています。ボディバックセンターには小豆杢の出た桜材、指板インレイには種を運ぶウグイス、池田町のラベンダーをイメージしたボディカラーとサウンドホールカバーのモチーフなど、地域の自然と文化が随所に散りばめられた、まさに「長野発の物語ギター」です。










毎年ご好評をいただいている「夏桜モデル」も今年も登場。ATBシリーズでは「夏のホタルと桜」をテーマに、ホタル舞う夏の夜と水面に漂う桜の情景を幻想的に表現。STDシリーズでは花火をヘッド天神にあしらい、夏らしさあふれるカラーリングに仕上げています。桜モデルといえば春のイメージが強いですが、夏の夜の桜というのもまた乙なものですよね。



















そして「コーヒーギター」は、アメリカ中東部原産の「Coffee Tree」をサイドバック材に採用した2026年限定版。コーヒーをモチーフにしたデザインが随所に盛り込まれていて、見た目もユニークですが、注目すべきはカラーによってサウンドキャラクターが異なるという面白い仕様。シャープな切れ味が特徴の「深入りブラックグラデーション」と、ソフトな音質の「カフェラテグラデーション」の2バリエーションで、弾き比べてみたくなること間違いなしです!











JTシリーズ
Japan Tune-up Series(JTシリーズ)からは、往年の人気モデル「HJ-BOOGIE」が装いを新たに復活!ロックな雰囲気が漂うラウンドショルダースタイルに、存在感あふれるルックスと高い演奏性を兼ね備えた一本で、かつてのファンはもちろん、初めて手にされる方にも刺さること間違いなしのモデルです。






SAKURA UKULELE(サクラ ウクレレ)
今年の大商談会では、昨年のOne Day Guitar Showで発表し好評を得た京桜デザインのSUC2「京桜モデル」が、新カラー「京紫-Burst」をまとって再登場しました!
カラーリングのテーマは京都の染め物。京都ならではの「京紫」に調色されたバーストカラーが、桜材の木地の美しさをさらに引き立てます。仕上げはAll Lacquer(オールラッカー)を採用しており、ボディの鳴りと質感に一層の磨きがかかっています。弾いても飾っても絵になる、そんな一本です。
そして今回最大の注目ポイントが、京都の伝統工芸とのコラボレーション。サウンドホールラベルには、西陣織の伝統を受け継ぐ京都の織元「立野矢」による「京織」オリジナルラベルを採用。「新しい織物のスタイルをつくりたい。「日常に織物を」をコンセプトに、京都西陣織の伝統と技術により織られた新しく自由な織物」という立野矢の精神が、このウクレレにも宿っています。さらに、シリアルナンバーが1枚1枚手刺繍で縫い込まれているという、まさに一本一本が唯一無二の仕上がり。
指板インレイや各所のデザインにも京都らしい風情が込められており、ウクレレの枠を超えた、工芸品・コレクションとしても魅力的な一本となっています。





Bacchus(バッカス)
今年の大商談会でのBacchusも、ユニークなコンセプトと多彩な顔ぶれが揃いました!
新デザインのCONTINENTAL
まずご紹介したいのが、「赤松ギタープロジェクト」の最新型式「CONTINENTAL」の限定モデルです。
赤松ギタープロジェクトとは、松くい虫の被害により倒木したり、伐採を余儀なくされた赤松をギターの材として活用する取り組み。本来であれば廃棄されてしまう木材に新たな命を吹き込むという、サステナビリティの観点からも注目される、ディバイザーらしい挑戦的なプロジェクトです。

今回はこのCONTINENTALに、アノダイズドピックガード(アルマイト加工)を採用した新たな装いの限定モデルが誕生。シャープでモダンな印象が加わり、CONTINENTALのもつ力強さをさらに引き立てています。赤松のサウンドキャラクターに興味がある方はもちろん、ルックスだけでも一度見ていただきたい一本です。











WOODLINE 夏桜
桜の花弁を模ったサウンドホールが大好評の「WOODLINE桜モデル」が今年も登場!今回のテーマは「夏の桜」。蛍が飛び交う幻想的な夜の世界をデザインに落とし込んだ、これまでにない夏ならではの桜モデルに仕上がっています。
注目は蓄光素材を採用した指板。暗闇の中で淡く光る仕掛けになっており、ライブやステージでも目を引く演出ができます。ヘッドには舞うホタルをあしらい、ピックガードにはホタルと水面に漂う桜を描くことで、儚く美しい日本の夏の情景が一本のギターに凝縮されています。桜モデルは春のイメージが強いですが、この夏桜はまた違った趣があって、個人的にもぐっときました!











Unique Series
昨年いよいよ始動したBacchusの新シリーズ「Unique Series」の第二弾が早くも登場。長らく生産を休止していた日本製DUKEが待望の復活を遂げたこのシリーズ、今年もやってくれました!
ジョイント構造やアーチトップなど、長年にわたって培ってきた基本構造はそのままに、塗装技法とディテールデザインを刷新した「新生DUKE」。伝統と革新が見事に融合した、Bacchusならではの一本です。
Unique Seriesでは製造年の干支をモチーフにしたデザインを毎年施すのが恒例で、今年は馬年(午年)。ヘッドストックには「Year of the Horse」をモチーフにしたオリジナルインレイが堂々と輝いています。
そして注目の塗装が「Patina Finish(パティーナ フィニッシュ)」。Patinaとは、家具や革製品を長年使い込むうちに現れる艶や色あせのこと。このモデルに採用されたPatina Finishは、経年変化したような風合いを纏いながら、塗膜を一般的なグロス仕上げより薄く仕上げることでボディ材の振動を妨げず、木材本来の生鳴りを最大限に引き出しています。「新品なのに古くからの愛機みたい」という感覚、ぜひ手に取って感じてみてください。











WOODLINE “JAZZ”
Bacchusの定番機種「WOODLINE」のスリムなボディシェイプを受け継ぎながら、アコースティックなトーンを追求したのが「WOODLINE JAZZ」。アコースティックギターやアーチトップギターのトップ材として定番のスプルースをトップ材に採用することで、その柔らかい木質から生まれる甘く優しいトーンを実現しています。
重量バランスを考慮しながら彫り込まれたセミホロウ構造は軽量で取り回しも抜群。ゴールドパーツと木材の自然な色を引き立てるカラーリングの組み合わせが高級感を演出しており、ジャズやフュージョン系のプレイヤーはもちろん、アコースティックなトーンに興味がある方にも幅広くおすすめできる一本です。





ヨメトオレ・Marcoの新シグネチャーモデル「GIN-SUNRISE」
夫婦の息の合ったギタープレイで莫大な人気を誇るユニット「ヨメトオレ」のギタリスト、Marcoによる新シグネチャーモデル「GIN-SUNRISE」も今年の大商談会の注目モデルのひとつです!
前作「GIN-FORCE」が誰にでも通じる汎用性を重視したモデルだったのに対し、今回のGIN-SURISEはMarco個人の嗜好と「理想のメタルサウンド」を追求して一から仕様を検討した、まさに渾身の一本。本機種専用に開発されたオリジナルピックアップ「Gin Buck 4(アルニコ4マグネット採用)」は、しっかり歪ませたセッティングでも高域の気持ちいい成分が残るよう狙って設計されています。ボディカラーの「銀朱オレンジ」はMarcoの思い入れの深いカラーを再現したもので、こだわりが随所ににじみ出ています。





Bacchus初マルチスケールモデル
そして今年のBacchusで最も話題を呼んだ新提案が、Bacchus初のマルチスケールベースです!
Universe Seriesの定番機種「WJB」をマルチスケール仕様にリデザインしたWJB-1MS-DX-AC(4弦)とWJB5-1MS-DX-AC(5弦)は、ピックガードやコントロールパネルといったWJBのトラディショナルなスマートなルックスを受け継ぎながら、5弦Low Bの張り感やドロップチューニングのしやすさといったマルチスケールのメリットをしっかり享受できる設計になっています。「これ本当にUniverseの価格帯で出るんですか!?」と驚きの声が続出していました(笑)






Momose(モモセ)
今年の大商談会でのMomoseは、京都の桜から希少な和材・洋材まで、テーマもラインナップもとにかく盛りだくさん!順番にご紹介していきます。
京桜
Headwayでもご紹介した京桜モデルが、Momoseブランドでも登場。2024年に京都府で採取された希少な桜材を使用したこのシリーズ、2026年版ではデザインとカラーリングを刷新した新たなモデルが完成しました。日本を象徴する古都・京都の桜材をボディに用いたMomoseというだけで、すでに特別感が漂います。京都の街並みや文化をインスパイアした意匠が随所に施された、所有する喜びも大きい一本です。











和材を代表するトチ
ディバイザーのショーモデルですっかりおなじみとなった木材「トチ(栃)」。その杢目の美しさだけでなく、特徴的なサウンドキャラクターも高く評価されており、今年のMomoseでも存在感を発揮しています。
今年のトチモデルは、白い木肌を持つトチと相性抜群のブルーを基調としたカラーリング「FBL」で仕上げた限定モデル。希少なマダガスカルローズウッド指板と特注仕様のアクリルピックガードなど、えり抜きの素材で固めています。
ラインナップはOriginal SeriesとModern Virtuoso Seriesの2本立て。ビンテージギターの基本構造を継承しながら現代的なアップデートを盛り込んだOriginal Seriesの質実剛健な芯の強さと、現代の音楽シーンに求められる機能をMomose流のアイデアで追求したModern Virtuoso Seriesのモダンスペック。それぞれのアプローチがトチ材のポテンシャルを存分に引き出しています。











フランス産プラタナス
今年のMomoseで特に話題を呼んだのが、初登場となる新トーンウッド「フランス産プラタナス」を使用した限定モデルです。
古くから世界各地で街路樹や公園樹として植えられ、長寿樹として人々の暮らしに寄り添ってきたプラタナス。柔らかく粘りのある個性的な木質で、Headwayのプラタナスモデルとともにフランスの文化と歴史をテーマにしたモチーフが指板に施されています。ボディカラーには石壁をイメージしたホワイトを採用し、プラタナスの木目とフランスのイメージが融合した、これまでのMomoseにはなかった新鮮な仕上がりとなっています。











アノダイズドピックガード
Momose Modern Virtuosoシリーズの定番モデル「MC-MV」に、今年から新たに採用を開始したシルバーとブラックのアノダイズドピックガード(アルマイト加工)を搭載した限定モデルが登場。柾目のサーモメイプルネックとエボニー指板の組み合わせも相まって、ルックスと仕様の両面でアップグレードを施した意欲作です。Momoseの端正なイメージに、シャープなモダン感がうまく融合しています。











フレイムトチ × コリーナ
特徴的なラージボディのトップにフレイムトチを採用し、鮮やかなカラーリングを施したモデルも今年のMomoseの見どころのひとつ。ボディにはアフリカンコリーナ、ネックにもコリーナを使用し、指板にはマダガスカルローズウッドと、希少かつ人気の材料が揃い踏みした顔ぶれです。インパクトあるルックスと間違いのないサウンドを両立した、コレクター目線でも見逃せない一本です。

















Exotic Wood Custom(EWC)
国内外の希少材を用いたワンオフモデル「EWC(エキゾチックウッドカスタム)」シリーズは、毎年多くのファンが楽しみにしている人気ラインです。
今年はモンキーポッド、ハックベリー、フレイムトチトップなど、飛鳥工場の蔵出し材の中から個性豊かな材料を贅沢に選定。素材の持ち味を最大限に引き出す塗装職人の熟練技も見どころです。
ラインナップはベース系を中心に多彩な顔ぶれが揃いました。ビンテージの基本構造に現代的なアップデートを盛り込んだMJ・MJ Fiveシリーズ、ハイフレットの演奏性を追求したMJ・Five24-MV、そして今年新たに多くのベーシストの要望に応えて登場したPJ仕様のMPJ・MPJ Fiveシリーズも注目です。中低音域に特徴のあるPJサウンドはバンドアンサンブルの中でも存在感を放ち、プレイヤーの個性をしっかりと引き出してくれます。











Momose Advanced(MA)
そして今年のMomoseの締めくくりは、ブランドの最上位グレード「Momose Advanced(MA)」。商談会などの特別な機会でのみ小本数製作されるフラッグシップとも言えるラインです。
アーチトップの美しさを最大限に際立たせるため、各所のエッジや頂点の出し方にとことんこだわった造形は、光の当たり方で刻々と変わる陰影が見る者を魅了します。
使用トーンウッドも妥協一切なし。ボディバックにはフレイムアッシュやフレイムトチなどの高級材から切り出したワンピース材を選定し、ネックにはフレイムメイプルやバーズアイメイプルを用いて同種の塗装を施すことで、360度どこから見ても圧倒的な存在感を放つ3本のマスターピースが完成しました。「Advanced(先進的)」という名が示すとおり、Momoseブランドの歴史に新たな1ページを刻む、渾身の仕上がりです。












Seventyseven(セブンティセブン)
今年の大商談会でも、唯一無二の世界観を持つSeventyseven らしい個性あふれる2つのラインナップが登場しました。
ALBATROSS桜
Seventysevenのラインナップの中でもひときわ個性的な存在感を放つ「ALBATROSS」モデルに、桜材のトップを採用した限定モデルが登場。小ぶりなボディから生まれるアコースティックなトーンの良さはそのままに、美しいビジュアルが加わりました。
夜桜をイメージしたグラデーション塗装と、指板上を舞い落ちる桜の花弁のインレイが、ドラマチックな桜の情景を一本のギターに表現しています。弾いていない瞬間も、眺めているだけで引き込まれるような世界観です。
サウンドホールは2025年から導入された新デザイン「オーバルホール(楕円形)」を採用。従来のALBATROSSからコントロール配置も見直し、全体的に現代的なルックスへとアップデートされています。伝統的なSeventyseven のDNAを受け継ぎながら、新しい時代のALBATROSSがここに完成しました。









ジリコテトップ ALBATROSS & STORK
もう一方の注目ラインナップが、希少木材「ジリコテ(Ziricote)」をトップ材に採用したALBATROSSとSTORKの2機種です。
ジリコテは中南米を原産地とする木材で、波状に広がる美しく独特な杢目が最大の魅力。その希少性と個性的なルックスからプレミアムウッドとして高く評価されています。そのジリコテトップに、ロープタイプのバインディングとゴールドパーツを組み合わせることで、高級感あふれる仕上がりになっています。
ALBATROSSとSTORKの2機種ともに、ボディ内部を最大限に彫り込んだ大きなセミホロウ構造を採用。小ぶりで抱えやすいシェイプながらも、ホロウボディならではの豊かで空気感のあるサウンドを生み出しています。Seventysevenのサウンドを初めて体験する方にも、長年のファンの方にも、強くおすすめしたいモデルです。






STR / JTG DESIGN
STR JTG DESIGNは、世界的に名高いギタービルダー、故ジェームス・タイラー(James Tyler Guitars®創始者)が、飛鳥マスタービルダー・八塚悟のブランド「STR」のためだけに設計した、特別なシリーズです。
2024年に惜しくも逝去されたジェームス・タイラー氏ですが、その哲学と機能美あふれるデザインは今もSTR JTG DESIGNのギターに息づいています。八塚悟はタイラー氏の遺したデザインを受け継ぎ、揺るぎない信念と卓越した職人技で製作を続けています。
今年の大商談会では、そんな八塚悟の渾身の新作が完成しました。多種多様な木材の特性を熟知し、その魅力を最大限に引き出すことにかけて右に出る者がいないマスタービルダー・八塚悟の技と、タイラーの機能美あふれるギターデザインが融合した、まさにマスターピースと呼ぶにふさわしい一本です。
STR JTG DESIGNはすべてのモデルがワンオフ(世界に一本)として製作されており、使用木材の組み合わせから仕上げに至るまで、八塚悟の美意識と探求心がそのまま宿っています。手にした瞬間から「これは別格だ」と感じさせる存在感は、写真や動画では伝えきれないものがあります。ぜひ実物を手に取っていただきたい一本です。













Deviser Special Specification
「Deviser Special Specification」ブランドのフラッグシップ、ROSETTEE(ロゼッティ)。2000年代中期に極少数が製作され幻となっていた「ROSETTA VESSEL」を、ディバイザー創立30周年の2021年に復刻して以来、毎年の商談会でファンを魅了し続けてきました。
新生ROSETTEE
今年のROSETTEEは、異なる個性を持つ2機種の登場です。
ひとつ目は、フレイムトチトップを採用したモデル。暴れた杢目が力強い個性を放つフレイムトチは、見る角度によって表情が変わる迫力があり、ROSETTEEのセミホロウボディとの組み合わせで唯一無二の存在感を放ちます。
ふたつ目は、ベアクロースプルーストップを採用したモデル。和を志向した落ち着きある塗装を施しており、スプルースの白い木目と相まって、静謐で品のある仕上がりになっています。












Premium Collection(プレミアムコレクション)
さあ、毎年の大商談会の「大トリ」ともいえるPremium Collectionの登場です!
職人が主導権を持って、世界に一本だけの楽器を作る。それがPremium Collectionのコンセプトです。通常の限定モデルが営業と飛鳥が相談しながら複数本作られるのとは異なり、Premium Collectionはあくまで職人発のアイデアが形になった”ワンオフ”の世界。貴重な木材や通常ラインでは実現が難しい仕様を惜しみなく取り入れ、ギター製作への飽くなき探求心を一本一本に込めています。
そして今年のPremium Collectionは、なんと全89本!前回をさらに上回る過去最大量のラインナップとなりました。89の個性がそれぞれの物語を持って並ぶ光景は、圧巻のひと言です。



























Premium総選挙2026!結果発表!!
商談会に先駆けた『サウンドメッセ in OSAKA 2026』で総数89本の中から、選ばれた12本が先行展示されました!
そして、その12本の中から皆さまのお気に入りを決める企画『Premium総選挙2026』をサウンドメッセ会場にて実施!!

サウンドメッセ会場での総得票数はなんと
312票!!
途中で参加特典の景品が無くなってしまうほどの反響をいただき、ありがとうございました!!
皆さまから選ばれた、人気トップ3を発表していきます!!
まずは第3位から・・・

選ばれたのは『MT-HOLLOW-Premium/FT #22342』が3位にランクイン!!
- 色合いがカッコイイ!
- 白の縁取りが好きです!
- ゴールドのパーツとの組み合わせが最高です!
- このタイプが好みです!
などなど、フレイムトチの杢目を生かしたカラーリングが中心にルックス面の人気が後押しとなりました!!
続きまして第2位は・・・

『MJS-Premium/MH #22412』がランクイン!!
- とってもおしゃれでかっこいいです。
- 木製のピックガードとブラックボディで選びました!
- ピックアップが気になりました!サウンドも気になります!
- インパクト感じました!
などなど、ブビンガピックガードのインパクトや今回のPremium Collectionから初採用となった『Mojo Pickups® 』の特徴的なピックアップへの関心などから票を集めました!!
そして栄えある第1位が・・・

『T-CUSTOM-Premimu/FS #107368』が第1位に!!!
- デザイン最高にかっこいい✨✨
- ルックス最高!仕様も好みでほしいやつでした!
- 芸術品のようなギター、ベースが購買意欲をそそる
- 桜ホールが美しい!
- とにかく美しかった!
などなどデザインや桜モデルを象徴する花びら型のホールなど、美しさが皆さまから評価いただき、栄えある第1位に!ちなみにBacchusブランドの製品がPremium総選挙で1位を獲得したのは歴代初です!!
そのほかにも嬉しいコメントをここでは紹介しきれないほどいただきましたので一部ご紹介させていただきます!!
- これからもずっと愛用します!大好きです!ディバイザー!
- 毎年ディバイザーさんのブースを楽しみにしてます
- momose憧れでいつか買いたいです!!
- 全部のギターが美しすぎました✨️
改めてサウンドメッセの会場にてブースへお立ち寄りいただきました皆さまありがとうございました!!
ディバイザーテクニカルセンター ショールーム展示の様子
各ブランドの大商談会2026モデルをご紹介してきましたが、商談会の特設ページ公開に合わせて、ディバイザーテクニカルセンターのショールームにも大商談会2026の出展モデルを一堂に展示しました!
壁一面に並んだHeadwayのアコースティックギターたち、MomoseやBacchusのエレキギター・ベース、和材の温もりを纏った桜や栃のモデル、そして世界に一本だけのPremium Collectionまで……。普段なかなかお目にかかれない希少なモデルが一度に見渡せるこの光景は、まさに「ディバイザーの一年間の結晶」とも言うべき眺めでした。
スタッフとして準備に携わりながらも、完成した展示を目の前にすると毎年改めて感慨を覚えます。出展モデルは全国の楽器店の店頭に順次並んでいきますので、ぜひお近くの取り扱い店舗でも実物をご覧ください!










大商談会2026を終えて
以上、ディバイザー大商談会2026のレポートをたっぷりとお届けしました!!
Headwayのアコースティックアートから始まり、SAKURA UKULELEの桜の音と京都の伝統工芸との出会い、Bacchusの赤松プロジェクトからマルチスケール革命まで、Momoseの素材への飽くなき探求心、Seventysevenのジャズ的美学、STR JTG Designに息づくタイラー・スピリット、新生Deviser ROSETTEEの進化、そして89本の個性が結集したPremium Collectionまで。改めて振り返ると、今年も本当に贅沢なラインナップが揃いました。
スタッフとして関わっていながら、毎年職人たちのものづくりへの情熱に胸を打たれます。そしてその思いを受け取って、全国の楽器店様のもとへ旅立っていく楽器たちのことを思うと、なんだか誇らしい気持ちになります。
出展モデルは全国の楽器店様の店頭に順次並んでいきますので、ぜひ実際に手に取って試奏してみてください!写真や動画を超えた感動が必ずあるはずです。
それでは、次回の「ディバイザーがゆく!」もお楽しみに~!!

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