昨年11月「天然記念物級」「数十年に一度」と言われる極上の本サクラが木材市場に出現し、経験を積んだ業者でもなかなかお目にかかったことの無いその材に業界が震撼しました。桜としては非常に珍しい大径材で、真っすぐに通った柾目、上品に入った杢など、木材として好まれる要素を全て備えていたためです。 この桜材を何とか入手することが出来た私たちは、カスタムショップビルダー二人の手にこの材を委ねました。 安井と降幡の初の共作となるこの三本。材そのものの魅力を活かすためにほのかな着色にとどめた上品な塗装と、控えめながらもこだわった装飾、二人が考える現時点での「最高の桜ギター」をご覧ください。