【ディバイザーがゆく!ギターショップ巡り】東京・秋葉原編〜池部楽器店 アコースティックステーションリボレ秋葉原様〜

全国津々浦々の楽器店を巡り、個性あふれる店舗やスタッフのみなさまにフォーカスを当ててお届けしていくこの企画!

今回は再び東京・秋葉原へ!なんでもこの前取材させて頂いた、”あの”楽器店様から「他のフロアも見てみない〜」とお誘いの言葉が!
「もちろんです!取材させてください!」と松本を飛び出し特急あずさで東京を目指します!

塩尻駅から特急あずさで向かいます!

特急あずさの終点、新宿でひとやすみしたら、さあ!秋葉原へ向かいましょう!

歌舞伎町タワーでけえーーー!!!

秋葉原駅、昭和通り口から歩くこと数分…見えて参りました!

今回取材するのはこちら!「池部楽器店 アコースティックステーションリボレ秋葉原」様です!
以前にエレキギターフロアは取材をさせて頂きましたが、今回取材するのはアコースティックギターフロアです!

担当の峯田さんにお話しが伺えるとのことで、どんなお話しが聞けるのかワクワクします!
それでは早速店内へお邪魔しましょう!

ディバイザー:こんにちは!池部楽器店 アコースティックステーションリボレ秋葉原様のお店の特色を教えてください。

出迎えていただいた、峯田さん。

峯田さん:こんにちは。電気街のイメージが強い秋葉原ですが神田川に沿った河岸場の歴史を持つこの地区は落ち着いた雰囲気が有り、地下二階にある当店もアコースティックギター好きの方がじっくりと楽器を吟味頂ける隠れ家的な店舗となっております。

とはいえ、ギターとウクレレを合わせて400本以上の展示本数が有りますので、こじんまりとしたイメージとは裏腹に比較検討頂ける機種の在庫も多く、在籍するスタッフもベテラン揃いですので、初心者の方からベテランのアコギ弾きの方まで、幅広いご要望に対応致しております。

ディバ:落ち着いて選べる雰囲気と豊富な機種で何時間でも過ごせそうです!
ですが、本題へいきましょう!まずはHeadwayブランドの印象について教えてください。

峯田さん:自分の中でのHeadwayのイメージは昔から一言で完結でき、それは「質実剛健」です。

特に私のようなオジサンにはシニアマスタービルダー百瀬さんの存在は大きく、少数ながらも良い物を丹精込めて造るイメージでトラディショナルなモデルが得意な印象からその言葉が出てきたのですが、近年では若手ビルダーの台頭もあり、モダンなスタイルや豪華なインレイなど新たなチャレンジを追求するモデルも多くなってきました。

とはいえ、新品時にはやや硬めなですが弾き込むごとに馴染んでくる生鳴りからも、「良い音を長く楽しんで頂きたい」という百瀬イズムが現在も脈々と受け継がれており、モダンや豪華になっても「質実剛健」という言葉がやはり似合うと思います。

ディバ:「質実剛健」という言葉は職人にも響く嬉しい言葉だと思います!
HeadwayブランドではJapan Tune-up Series,Standard Series,Aska Team Build Series,Custom Shopと様々なシリーズがございますが、各シリーズどんなお客様にオススメでしょうか?

峯田さん:Headwayには多くのシリーズが存在しますので順々にですが、

まずはエントリーシリーズの「Universe Series」ですが、基本性能がしっかりしていながらお手頃なモデルが多いので、もちろん入門者の方にお勧めですが、このシリーズはマニアックなモデルもベテランの方の目を惹くようで、「ちょっとお遊びで一本!」と言う方もけっこう多いです。

次に「Japan Tune-Up Series」は一般的には中級者の2本目需要を見込んだシリーズと言われますが、このシリーズは各部の仕上げの良さが特徴で、特にネック周りの演奏性に関する箇所の仕上げが良く、その弾き易さから「バリバリ練習して上達したい!」という方にお勧めですね。

「Standard Series」は日本製としてはコストパフォーマンスの良さが際立っており、造りの良さにHeadwayらしさを感じられるモデルが揃っておりますので、「お手頃に、でも一生モノのギターが欲しい!」という方には最適かと思います。

「Aska Team Build Series」は、ある意味では現在のHeadwayの核心部とも言えるシリーズで、基本的に鳴りや造りの良さに問題は無いです。
ただ、こだわりの素材やスペック、豪華な装飾系など、各モデルの方向性がシッカリと指し示されておりますので、弾き手の感性とギターの方向性がマッチするかどうかが重要かと思います。
少数生産の特別モデルも多いので、フィーリングが合うモデルと出会ったら、それが運命の一本になると思います。

「Customshop」は基本的にマスタービルダー製作ですので一本のみの製作となり、存在自体がもう別格ですね。
なかでも百瀬氏製作のモデルはHeadwayを象徴するとも言える存在で、個人的にはD-28系のモデルでは最高峰のビルダーの一人だと思っております。ただ最近では製作本数も限られており、だんだんと入手が困難になってきております。

百瀬さんの存在が大きいHeadwayですが、最近では若手のビルダーである安井さんと降幡さんも見逃せない存在です。
安井さんは厳ついルックスとは裏腹に、新しい技術や手工を取り入れるチャレンジャーでもあり、モダンなスタイルのモデルは要注目です。
降幡さんはマスタービルダーでは若手ですが細部まで気にかけた丹念な仕事振りが真骨頂で、比較的にトラディショナルなスタイルに拘りのアレンジを加えたモデルがお勧めです。

限定モデルに特注モデルとレアなモデルもズラッと並んでいます!

ディバ:各シリーズの実機を見ながら、詳しく説明してもらえるので、選び悩んでいるお客様にはぜひとも相談に来てもらいたいです!
Headwayでは近年、桜モデルや希少材を使用したモデルが増えておりますが、その印象を教えて下さい。

峯田さん:特に近年では人気の高い桜材を用いたモデルが有名ですが、近年のHeadwayでは日本で採れる和材の活用も特徴の一つです。
また、漆職人とコラボレーションした塗装が特徴のモデル等、日本の職人技を取り入れる手法も目立ち、これは地産地消と言えるのかもしれませんが「日本で製作する」という事にこだわった結果ではないかと思います。
元々家具材などで伐採された日本の木材は、楽器用に用いるにはシーズニングや加工が難しい面もあったようですが、肝心の音色はそれぞれの木材に特徴があり、「使える」と確信した材を活用しているようですので、なかなか面白いモデルが多いと思います。
各モデルの音色は、是非店頭で実際にお試し頂けたら幸いです。

ディバ:これからも色々なモデルを発表しますので、楽しみにお待ちください!
店頭の入荷イチオシモデルについて教えて下さい。

峯田さん:個人的には百瀬さん製作のHD-115系統のモデルが大好物なのでトラディショナルなドレッドノートがイチオシ!と言いたいところですが、最近は安井さん製作のモデルに面白い物が多く、個人的に大変注目しております。

特に安井さんのアイディアを投入したAska Team Build SeriesのHC-Y’s Concept’23 F,S-ESU/ATB (CN) は、シンプルなルックスながらもHeadwayらしさを保ちつつ、モダンなテストを注入した隠れ拘りが面白いモデルですので、是非お試し頂きたい一本です。

いまイチオシと語って頂いた、HC-Y’s Concept’23 F,S-ESU/ATB

ディバ:安井のこだわりをぜひ店頭で触って弾いて感じてもらいたいですね!
お店独自のサービスなどをお教えいただければと思います。

峯田さん:独自のサービスという訳ではないのですが、最近店頭にソファーを導入致し、「じっくりギターを試せる!」とご好評を頂いております。

ディバ:いいですね〜!座り心地の良いソファーでじっくり試すとこれは…My New Gearに近づいている感触が…
ここで改めて、峯田さんの自己紹介をお願いします。

峯田斉(ミネタ ヒトシ)
年齢非公開(詳しくは店頭でお尋ねください)ですが、自分の楽器店歴よりも若いスタッフが増えております。
無駄に長く居りますので無駄な知識は多く、他愛も無い雑談のお相手には最適かと自認しております。

このソファーとこの楽器達…そして何より峯田さんの豊富な経験から来るお話しを聞けるこの環境!!

ディバ:最後に池部楽器店 アコースティックステーションリボレ秋葉原様でご購入頂くと…

峯田さん:6月いっぱいの開催ですが、当店にて日本製商品のフェアを行っておりまして、勿論ディバイザーさんの大商談会モデルもご用意しております。都内でこの量とモデルを集められるのも少ないと思いますので、様々なモデルの弾き比べをして頂いて是非活用をして頂きたいですね。安井さん・降幡さんのそれぞれのコンセプトモデルと神代材やコーヒーツリーの弾き比べなんて出来ます。それと、期間中に店頭で対象商品をご購入頂いたお客様にはクロスとポリッシュもサービスしております。

峯田さん:さらに、リボレ秋葉原のエレキギターフロアでもご紹介したかもしれませんが、店頭にてご購入頂いたお客様に無料診断チケットをお渡ししております。
特にアコースティックギターは季節の変わり目や気候の変化で状態が変化しやすい楽器ですので、愛機を長くご利用頂くにはアフターケアがやはり必要です。その点も当店にてサポート致しますので、ぜひご活用頂きたいです。

ディバ:池部楽器店 アコースティックステーションリボレ秋葉原 峯田さん!今回はありがとうございました!!!
峯田さん:ありがとうございました!!

ディバイザーがゆく!はあなたの街の素敵な楽器屋を巡る旅系コンテンツです!次回の更新もお楽しみに!!

■ショップ情報:池部楽器店 アコースティックステーションリボレ秋葉原

ご住所:〒101-0026 東京都千代田区神田佐久間河岸55 ASビル B2F
お電話:03-5829-8569
WEBサイト:https://www.ikebe-gakki.com/Page/shopdetail/acoustic-station.aspx

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