HF-SAKURA SUMMER’23 SF,S-ESU/ATB

希望小売価格¥380,000(税抜)

製品番号:211 / 出展本数: 10

COLOR

PR-GRD Jan /
4571470399490

Specification

Body Top

Black Ezo Spruce

Body Side&Back

Yamazakura with 3P Center:Tabuzakura

Neck

African Mahogany

Fingerboard

Ebony

Nut

High Density Bone(水牛骨)

Saddle

High Density Bone(水牛骨)

Bridge

Ebony

Machineheads

GOTOH® SG301 01 GG

Fret

HHF-AG2S

Scale

628mm(24.75inch)

Neck Grip

Extra Slim U Grip

Width at Nut

43mm

Bracing

34 Semi Forward Shifted, Scalloped X Bracing

Finish

Thin Urethane

Strings

Elixir NANOWEB Light(.012-.053)

Accessories

ハードケース、六角レンチ、保証書、サウンドホールカバー

Introduction

Video

9年目の「さくら」初夏を向かえます。

今年でいよいよ9年目となる桜モデルに、新たな視点から夏の季節と向き合った限定モデルが完成しました。今年のテーマは初夏の訪れを知らせる「梅雨」。和材をふんだんに使用し、デザインとサウンドの両面から趣向を凝らしたHeadwayの”夏桜”にご注目ください。

STORY-桜と紫陽花と梅雨-

今年の夏桜モデルでは初夏をテーマにデザインしており、「桜と紫陽花と梅雨」がモチーフとなりました。本来交わることのない季節や花と桜の織りなす情景は桜モデルだからこその味わいです。紫陽花の別名には「七変化」という名もあり、色の変わりゆく花からその名がつきました。そして白い紫陽花には「一途な愛情」という花言葉がついています。桜モデルをユーザーの皆さまと共に一途に育てた愛情を置き換えました。

MATERIAL-和材コレクション-

希少な和材 黒蝦夷松-Black Ezo Spruce- を贅沢に使用したボディトップ

ボディトップには今回のHeadway ATB Seriesで展開されている「和材コレクション」のメインテーマである、黒蝦夷松-Black Ezo Spruce-を使用。その名の通り北海道に自生するトウヒ属の木で、その木質はカスタムショップビルダーの安井、降幡の両名が「アディロンダックスプルースに近くダイナミックなサウンドを奏でる。」と太鼓判を押した極上の木材です。

近年では環境保護の観点もあり、流通量が少なく今回入手できた材料も貴重なものです。

ヤマザクラとタブザクラのコンビネーションを楽しむボディサイドバック

ボディサイドバックにはヤマザクラを使用。ボディバックのセンターにはタブザクラと2種類の桜材を使用することで、杢目の雰囲気を分け表情の違うデザインを彩りました。

良質なマホガニーと高い演奏性を持った「エクストラスリムUネック」

ネック材には良質なアフリカン・マホガニーを贅沢に1Pで使用。1本の木材から切り出すことで、継ぎの無い美しいネックに仕上がります。

ネックグリップはHeadway最薄ネックの「エクストラスリムUネック」を採用。こだわり抜かれた適度な薄いネックグリップは高いプレイアビリティを発揮します。

また、単に薄くしたネックでは剛性が落ちる為、カーボンサポートを2本ネックに仕込むことで、Headwayが創業より大切にしている長く良い音で弾けるギターを体現しながら、更にはネック剛性から来るサウンドのレスポンス向上にも貢献しています。

百瀬が手応えを感じたセミフォワードシフトブレイシング

アコースティックギターでサウンドの軸とも言えるブレイシングには、Headwayマスタービルダーの百瀬がここ数年で手応えを感じた「34セミフォワードシフトブレイシング」を採用。繊細なタッチにも反応するこのブレイシングは桜材とも相性が良く、ダイナミックになる黒蝦夷松の持ち味を存分に生かし、桜材のきらびやかで独特の甘さと黒蝦夷松が持つ低音から倍音豊かに鳴るサウンドは演奏者の感性に訴えかけるサウンドです。

DETAIL-フレイムメイプル材を使用したウッドインレイワークとカラーリングの共演-

ヘッドから指板へストーリーのつながるデザイン

ヘッドストックにあしらわれた紫陽花と桜の花のデザインからはじまるストーリーが、フレイムメイプル材で雨をイメージした指板インレイへと続きます。花びらを表現する素材にはパーロイドを用いることで、淡い色合いを持たせました。

和傘の女性と雨と

ピックガードには桜モデルで重要なテーマとなっている「和傘の女性」を雨と共にデザイン。「雨の中咲き誇る花に、あなたはなにを思いますか。」そんな一声を語りかけて来そうなワンシーンが思い描かれます。

梅雨空から連想したカラーリング

全体のカラーリングには紫陽花と梅雨のテーマから特別配合した「Purple Rain Gradation」にて仕上げました。ネック裏にもグラーションが施されており、しとしと降る雨に打たれた紫陽花の花を連想することができます。ボディバックセンターのタブザクラには降り溜まった雨をイメージし、タブザクラの杢目を水面のゆらぎに見立てた深みのあるブルーにカラーリング。そこに落ちた花びらをインレイで入れ、波紋を塗装で表現しました。