MC-MV BURL MAPLE-SP22/J

Introduction

シリアルナンバー 15000番

ブランド開始から通算で15000本目を記念として贅を尽くしたメモリアルモデルとなっております。伝統的なギターデザインに敬意を払いながらも、現代の音楽に対応する現場向きな仕様を織り交ぜることに成功しました。

極上のバールメイプルを贅沢に1Pボディに採用

バールメイプルの“バール（Burl）”とは瘤杢（こぶもく）を意味します。
これは樹木の表面にできる瘤に由来するもので、失われた枝や樹皮の障害によって生じますが、詳しい要因など未知の部分が多く、自然が生んだ神秘的な木材であると言えます。また、バールはその複雑な杢目が表すように加工するのが大変困難として知られます。

本モデルに使用したバールメイプルは、飛鳥工場がストックしていた銘木の衝立を解体してボディ材として採用しております。
ここまで大きなバール材は非常に希少性が高く、トップ材として使用すれば複数台製作可能ですが、本機は贅沢に１Pボディに仕上げおります。

1Pボディとして使用することで360°どこから見てもバール杢が際立ち、宝石の様な輝きを放ちます。

惜しげもなくハカランダを使用

ネック、指板にはブラジリアンローズウッドの別名として有名な「ハカランダ」を贅沢に採用。よく抜けるハイとアタック感のあるローのバランスが良く、エボニーとローズウッドの中間のような特性から、世界中のギタリストを魅了してきました。杢目に沿った黒い模様が入ることが特徴的な材で、現在ではワシントン条約の対象として国際取引が規制されているため、超が付く程の希少材としても知られます。

さらに、本モデルではピックガード、バックパネルにもハカランダから切り出し製作をしております。ボディのカラーリングと相まって統一感のある仕上がりを実現しました。また、ウッドパーツを多用することで温かみのある雰囲気を醸し出します。

豪華仕様を美しく飾るツリー・オブ・ライフ

指板全体に咲き渡るツリー・オブ・ライフのインレイにはアバロン貝を惜しげもなく使用。
豪華仕様をより一層引き立て、華やかなルックスとなりました。

さらに、momosロゴもアバロンインレイ仕様となっており、スペシャルなモデルに相応しい風格を漂わせます。

Mojotone製ピックアップをSSH配列で搭載

アメリカ、ノースカロライナ州のハンドワイアリングピックアップ、Mojotoneを搭載。フロント・センターポジションには明瞭な輪郭を持つクリーン・サウンドを指向して製作された“Classic” Strat、リアポジションには“PAF系のサウンドに現代的な味付けを加えたClassic” Humbuckerを採用いたしました。SSHレイアウトと相まってクリーン、クランチ、ハイゲインサウンドまで網羅できる汎用性の高い仕上がりとなっております。