MC24-MV2-Premium/FT #14041

希望小売価格¥380,000(税抜)

製品番号: 805 / 出展本数: 1

COLOR

OBL-VGR(Ocean Blue Vertical Gradation)

Specification

Body Top

Flame Tochi 1P

Body

Thermo Ash

Neck

Thermo Quartersawn Maple

Fingerboard

Ebony

Nut

High Density Bone(水牛骨)

Bridge

GOTOH/510FE-1

Machineheads

Hipshot/Grip-Lock Open

Fret

Jescar/Evolution Gold

Pickups

Mojotone/PW Honet x2 Two Face Strat x1

Controls

1Vol,1Tone,5Way Switch,Coil Tap Switch

Scale

25.5inch

Width at Nut

42mm

Fingerboard Radius

310R

Finish

Top Lacquer

Strings

Elixir/NANOWEB (10-46)

Accessories

プロテクトケース、保証書、レンチ

Introduction

Modern Virtuoso Series 24F×Premium Collection×Blue Collection

2021ディバイザー大商談会にて初登場したMomose Modern Virtuoso Series24フレット仕様モデル。
今回はなんと、『Premium Collection』として堂々の初登場。
しかもDeviser One Day Guitar Showにおいて製作された青をテーマにしたモデル、『Blue Collection』の1本となります。

3つのシリーズの掛け合わせによって生まれた、イベントならではの超豪華モデル。

極上のフレイムトチを贅沢にボディに使用

ボディトップ材にはフレイム杢が特徴的な極上の和材『トチ』を採用。
栃(トチ)の木は本州から北海道、九州に自生する落葉広葉樹です。古くから日本では家具材、建築材に使用されており、日本の木工家からの人気が高く一枚板のテーブルをはじめ大変高価で一級品と呼ばれる工芸品に生まれ変わります。

その和材ならではの親しみやすさや他に無い存在感を放つその見た目はまさにPremiumCollectionモデルの特徴であると言えるでしょう。

縦横無尽に駆け巡るフレイム杢に沿うようなOcean Blue Vertical Gradation

本モデルに採用された木材はこれぞフレイム杢と言わんばかりに主張する極上の和材フレイムトチ。
ボディ全身に渡りフレイム杢が敷き詰まった材の魅力を120%引き出すために採用したカラーは『Ocean Blue Vertical Gradation』。

トチの特徴として、表面が白っぽいために、暖色系の木材に比べ鮮やかで濃淡がしっかりしたカラーリングがマッチします。
『Ocean Blue Vertical Gradation』はその名の通り、大海を思わせるようなブルーによるグラデーションをかけ、迸るフレイム杢に沿うように木材本来の明るい色味から鮮やかなブルーに変化していきます。

サーモ柾目メイプルネック&サーモアッシュボディ

高温で特殊な加熱処理を行うことで木材を乾燥させるサーモウッド加工を施したメイプル材「サーモメイプル」、中でも年輪が詰まった柾目杢が万遍なく現れた『サーモ柾目メイプル』をネックに使用しています。サーモウッド加工によって、通常使用されるメイプル材よりも水分量や脂成分が少なくなり、濃い褐色へと変化しています。
ボディも同様に、サーモウッド加工を施したアッシュ材を採用し、その効果は外観の変化だけでなく、ネックそのものの強度や出力されるサウンドにもおよび、ビンテージライクなこなれたトーンを響かせます。

Modern Virtuoso Series

Mojotone製ピックアップ

ピックアップはMojotone製の“PW Hornet” Humbucker PickupとTwo Face Stratを採用したHSH配列を採用。

フロント、リアのPW Hornetは素朴なクリーントーン、ヘビーなリードトーン、厚みのあるコードトーンなど幅広い音色を生み出しながらも低音はぼやけることなくタイトであり、高音も耳障りでなくバランスのとれたサウンドが出力されます。
また、コイルタップ機能も搭載しており、高出力ながらもコイルタップしたときにはピッキングのニュアンスを正確に反映する明瞭なトーンに変化し、高い汎用性を誇る仕様となっています。

センターのTwo Face Stratは強い歪みをかけた際に特に低音弦においてアタック感が失われ線が細くなってしまいやすいといったシングルコイルの弱点を克服した斬新なピックアップ。
高音弦側からはきらびやかな鈴鳴り感、低音弦側からは滑らかで粘りのあるハイミッドと締まったローが出力され、バランスの良いサウンドが実現しました。

サウンド特性と24フレット仕様であることから、深い歪みをかけたハードロックやメタルなどのテクニカルなプレイに対応することはもちろん、その均整の取れたサウンドやコイルタップ機能などは音作りの幅を大きく広げ、全てのギタリストが名手と成り得る現代の多様な音楽シーンにフィットする高い汎用性を誇ります。

GOTOH製2点支持トレモロユニット

信頼のGOTOH社製2点支持トレモロユニットを搭載。
510Tシリーズは、従来のヴィンテージスタイルにはこだわらず、トレモロ装置としての機能を追求しました。クリアランスの少ない独自のアームシステムを搭載。可動の支点となるエッジ部の強度と耐摩耗性を確保する為、プレートには高硬度のクロームモリブデン鋼を採用。精密な加工とハイレベルな熱処理で仕上げました。支点部はスタッドロック(PAT.)を採用した2点支持アンカーナットタイプです。またサドルとボールエンド間で弦のプレートへの干渉を避ける為に独自の形状に成型されたFST機構(PAT.)を持つブロックを装備した事で、アーミング後のチューニングの復元性を飛躍的に向上させました。 (GOTOH社ウェブサイトより引用)
https://g-gotoh.com/productList/tremolo-510-series-ja/page/2/

柾目メイプルネック

一般的なエレキギターのネックよりも反りに強い「柾目」で木取りました。丸太から木材を切り出す際に、歩留まりが悪く多くはとれない木目ですが、ネックに使用した場合、弦の張力に対して木目の向きが強くなり、結果として順反り、逆反りといったエレキギターにありがちなネックの動きが少ない、強いネックに仕上がります。

Hipshot製ロックペグ

1983年カリフォルニア州で設立されたHipshot社のロックペグを採用。正確に切り出された18:1のギヤとナイロン製ベアリングの組み合わせにより長期間にわたってスムーズな使い心地と正確なチューニングを維持します。搭載ペグはポストの高さが各弦それぞれ異なり、ナットに対して適切なテンションを与えます。この機構によりストリングガイドも不要です。

例えば極端なアーミングをする際に、ナットから先のストリングガイドやペグポストに何周も巻き付けられた弦は、アームダウンから戻る時にチューニングを狂わせる大きな要因になります。Hipshotのロックペグを使用することで、弦の巻きはほとんど無くなり(ペグポスト半周程度)、ストリングガイドで引っかかることもありません。これによりアーミング後のチューニングの安定性は飛躍的に向上します。

Jescarフレット

もはやモダンコンポーネントギターでは定番となっているJescarフレットを採用しています。精密機械分野で数十年にわたり開発に携わってきた技術力で生み出されたJescarフレットは外観だけでなく既存のフレットと比較してもそれを均質性と安定性を持った品質を実現しています。

オイル漬け高密度水牛骨ナット

一般的にナットやサドルの素材は牛骨のほか、タスク、象牙、ブラス、プラスチック、カーボンファイバーなど様々なものが存在し、それぞれに一長一短が見られるわけですが、Momose製品では一貫して牛骨素材のものを使用し続けています。
この度、従来よりさらに密度が高く、安定した品質のものを確保できる「水牛骨」によるナットを採用しました。
牛骨であっても部位や個体差により、骨の密度が高いところと低いところが存在します。密度が低い箇所だった場合、目視だけでもわかるほどに「す」が入っていたり、質感もスカスカしたものになってしまいます。今回使用する水牛骨は仕入れ段階で比重に基準を設け1.7以上のもののみ使用する事にしました。この基準は従来の牛骨よりも詰まっていて密度が高く、外観面、質感はもとより音質面でもアドバンテージになるものと考えています。象牙の比重は1.7から1.9と言われており、象牙と素材特性が近いのもその特徴の一つです。

3D Showcase