インターネットへの動画投稿を中心に活躍し、国や世代を超えて幅広く支持されるソロギタリストおさむらいさん。2016年に発売されたシグネチャーモデルHJ-OSAMURAISAN(その後HJ-OSAMURAISANⅡとしてリニューアル)に引き続き、小さいボディのミニギターである「HM-OSAMURAISAN」が開発されました。アリ溝ジョイントやネックの後仕込み、低めの弦高といった丁寧な作りはそのままに、今回は見た目にも強くこだわったモデルになります。





彼岸花モチーフのデザイン


おさむらいさんのオリジナル楽曲「相思花」(彼岸花の別名)から着想を得て、赤い彼岸花のデカールをボディに入れました。ギターを抱えたときに花が上を向くように、敢えて向きを傾けて配置してあります。
指板12フレットには、木材と貝を用いて和風にデフォルメされた狐のインレイを丁寧に入れました。







抱えやすさと持ち運びやすさを考えて設計されたミニギター


579mmスケール・全長約880mmのミニサイズに加えて、ボディの厚さも最大幅がおよそ10cm前後の薄めの設定で、抱えやすさを考えて設計されています。既存のシグネチャーモデルHJ-OSAMURAISANの大きなボディシェイプへの対比として、これからギターを始めるお子様や初心者の方はもちろん、体の小さい演奏者にもおすすめ出来ます。またトラベルギターとして持ち運び、旅行先での演奏や練習用などといった用途にも最適です。




弾きやすい低めの弦高設定


HJ-OSAMURAISANと同じく、エキストラライトゲージの弦を張って弦高を低く設定し、「弾きやすさ」を重視した調整を行っております。自然の材料である木材で出来ているギターは同じモデルや設計であっても個体差が出てくるものですが、そういった個体ごとのくせや特徴を丁寧に見極めながら、一本一本国内のHeadway工房で調整を行ってから出荷しています。




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HM-OSAMURAISAN

希望小売価格・・・¥90,000(税抜)

製品ページ



HJ-OSAMURAISANに続いて新しいシグネチャーモデルHM-OSAMURAISANをHeadwayと共同開発させて頂きました、おさむらいさんです。コメントさせて頂きます。

新しいギターの開発のきっかけとなったのは、シグネチャーモデルHJ-OSAMURAISANの発売から頂いたコメントでした。
「女性にも弾きやすいギターはありますか?」
「手の小さい人はどうすればよいでしょうか?」
HJ-OSAMURAISANのようなサイズの大きいギターは、慣れれば弾けるものの、体格との差は如何ともし難いものがあります。一方で、旅をする際に持ち運びしやすく、クオリティの高いミニギターを欲しいと自身感じているところでもありました。

 これら全ての条件を満たすギターが、今回創ったHM-OSAMURAISANです。ショートスケールでエクストラライト弦を張り、弦高は低く設定。女性や小さなお子様にも弾きやすい、最大限の調整が為されています。軽さや小ささからお出かけ用、トラベル用のギターとしても最適であり、収納しやすく車の中でも弾きやすいギターとなりました。

 また、他のミニギターとの大きな違いとして、ボディが薄いことが挙げられます。若干低音は減ってしまいますが、スタイリッシュで可搬性が高くなり、体格が小さい人でも抱えやすくなります。ミニギターである以上低音があまり出ないことはどうしようもなく、むしろ長所を伸ばすべきだと考えました。

 日本古来より「用の美」という言葉があります。機能性を追求した道具は美しい、という意味です。美しさを初めから追求するのではなく、実用性を追求することで逆説的に美しいものが出来上がる。今回もそれは変わりません。

 中低音からの豊かな鳴りとミニギターらしい丸い可愛らしい音色を持ち、Headwayの確かな技術に裏打ちされたバランスの良い音に仕上がっています。価格やミニギターの構造から鑑みると音程の正確さや音色の豊かさ、演奏性の高さには目を見張るものがあります。

 デザインにおいては、自身の曲である「相思花」すなわち彼岸花をモチーフとして漆黒のボディへ大胆に描き、指板には和を感じられる狐をあしらった意匠としました。「葉は花を思い、花は葉を思う」彼岸花は花と葉が同時に出ることのない植物です。互いを見ることの出来ない花と葉は、想い合うことしかできません。

 このギターの音色で、その想いが届きますように。




おさむらいさん

「ギターを歌わせる」ソロアコースティックギタリスト。2007年よりインターネット上に演奏作品を投稿。「アコギでロックしてみた」と題したソロギターアレンジから人気に火が付き、演奏動画の総再生数は1億回を超える。投票・ライブ審査を経てSUMMER SONIC 2011出演。ABC朝日放送創立60周年記念ドラマ『境遇』BGM、S.E.N.S.の楽曲に参加。幅広い音楽・楽器経験を背景とし、特殊奏法を取り入れて創られた楽曲は、ソロギターの枠を超え幅広い視聴者層に受け入れられている。時に激しく吠え、感情豊かな音を紡ぐギターは”歌っている”ようだと例えられる。オリジナル・カバーを問わずギターで音を創造する。
2016年11月シグネチャーモデルHeadway HJ-OSAMURAISANが発売。2018年4月にはブラッシュアップされたHJ-OSAMURAISANIIが発売。

アーティストページ



国内で最終調整を行うJapan Tune-upシリーズ


Headway Japan Tune-upシリーズ(JTシリーズ)はアジア工場で組み上げたギターに対して、Headway国内工房の職人達が文字通り”チューンナップ”させることにより、より使いやすく、洗練したギターへと昇華させたコストパフォーマンスに優れたシリーズになります。
ユーザーの皆様に心地よく愛用して頂けるように細かな処理が施されています。確かな品質で安心して上達したい入門者の方はもちろん、セカンドギターでも質を妥協したくない中〜上級者の方にもお勧めできる価値あるラインナップです。



弾きやすさに徹底的にこだわった安心の調整





アジア工場で組み上がったギターに対して、国内工房の職人がナット・ブリッジ・フレットの仕上げ・弦高のセッティングなど、徹底的に拘ることでより一層弾きやすく、なおかつコストパフォーマンスの高いラインナップを実現しています。弦は多くのプレイヤーに支持されるエリクサーフォスファーブロンズに貼替え、出荷を行っています。国内工房の職人が丁寧に仕上げるJTシリーズのモデルを是非お試しください。

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