長野県:軽井沢彫


長野県軽井沢町に伝わる技法「軽井沢彫」は100年を超える歴史があります。軽井沢は明治時代の中頃から外国人宣教師や外交官などによって避暑地として別荘が建てられてきました。その外国人の別荘用として使われた草花の華麗な彫刻を施した洋式家具を軽井沢彫と呼んでいます。 初期の頃、彫刻のモチーフは松、竹、梅、牡丹、菖蒲、菊など日光彫の影響を受けたものでしたが、明治時代末期からは外国人の要望を取り入れて満開の桜の樹が取り入れられるようになりました。 1960年代の高度成長期以降は、需要もさらに広がりはじめ、1983年には長野県知事の指定する伝統的工芸品の指定を受けるに至りました。