1ピースネック
ネックの安定性を高める1ピースネック仕様。
ヘッドウェイ・カスタムシリーズの各モデルは、角材から丸ごと1本のネックブロックを切り出す「1ピースネック」仕様。
複数のブロックを接着して1本の ネックブロックとする2ピースネックや3ピースネックなどより、大きな角材を必要とし廃材となる部分も多い為、現在では一部の高級モデルにしか採用されていません。通常、左図の様にネックヒール部に別のネックブロックを継ぎ足した2ピースネックが主流です。この2ピースネックの方が同じ体積の木材からより 多くのネックを作る事が可能だからです。
しかし、この2ピースネックはそれぞれの木の持つ収縮の差により、割れや、剥離などの原因となり、悪くするとジョ イント角度が変わってしまう場合もあります。1ピースネックの最大の利点は、木材の収縮に対して非常にシビアなネック部において、高い信頼性を持つ事で す。