【ディバイザーがゆく!ギターショップ巡り】番外編〜信濃ワイン様〜

ガチャ…ただいまー…

 

 

 

 

 
あ゛…

 

 

 

 

 

あ゛ーーー…プシュッ…

 

 

 

 

 

ゴクッゴクッゴクッ…

 

 

 

 

 

 

 

 

ッカーーーーっっっ!!!!

 

 
な日々を送っております!筆者です!

来る5月25日に開催される『ディバイザー大商談会2022』の準備もいよいよ大詰め!!

さて、遡ること4月上旬、“とある企画”の打ち合わせのためにお客様が来社されました。

社内某所にて

ディバイザー:
今回は例年やっている“アレ”の件ですが…

お客様:
毎年ありがとうございます!今年も珍しい物持ってきましたよ…!!

 

 

なにやら怪しげな雰囲気の打ち合わせですが…

 

 

 

 

\ドン!/

 

ディバイザー:
これは…なんですか…?

お客様:
これは長野県じゃほとんどウチでしか取り扱っていないものでして…

にごりワイン『雪花』『豪雪』

でございます!!

そう、ご来社されたのは…

信濃ワイン様!

実はディバイザーでは毎年の商談会の際に、楽器店様向けの贈答品として信濃ワイン様のご協力のもとオリジナルラベルのワインを作っているのです!

▲昨年ディバイザー30周年を記念して作ったオリジナルラベルのワイン▲

本日は今年度のワイン製作の打ち合わせです!

ディバイザー:
にごり酒はよく聞きますが、『にごりワイン』は初耳です。

信濃ワイン様:
長野県のワイナリーでレギュラー製品で『にごりワイン』を作っているのはウチだけなんですよ。
しかもまだ長野県外に出していないものです。

ディバイザー:
そんなレアなワインが!!

どんなところで作っているんですか?
どんな味なんですか??
どんな秘密があるんですか???

信濃ワイン様:
それはうちに見学に来てもらえればお教えいたしますよ!!!

ディバイザー:

行きます!!!!!!!!

(※信濃ワイン様は現在新型コロナウイルス様の感染拡大防止対策のため見学は中止されております。
今回は特別にご協力いただきました。)

信濃ワイン様工場にて

信濃ワイン様:
ここが地下ワインセラーへの入り口です。
この壁の黒いのは実はカビなんですが…ワインを長期保存する条件の1つ目として、湿度が60〜80%必要です。
工場見学に来られる方でカビが汚いと思われる方もいらっしゃるのですが、これがワインにとっては最適な気候なんです。

ディバイザー:
なるほど!もう入り口からワインに最適な環境づくりが始まっているのですね…!

信濃ワイン様:
そしてここがワインセラーです。
うちのワインはすべてここを通っていきます。

ディバイザー:
おお!この樽の中にワインが入っているんですね!
もうワインのいい匂いがすごい!!

それとちょっと薄暗くて寒いですね…?

▲セラー内で最も古いワイン▲

信濃ワイン様:
それがワインを長期保存する条件の2つ目です!

今日は見学に来られているので、少しだけ明かりを付けていますが普段は真っ暗にさせています。
ワインはブドウの発酵によって製作されているので、発酵させる微生物たちの活動が重要です。
光を当てない環境とすることで、自然に近い状況の中で発酵させているわけです。

信濃ワイン様:
そしてセラーの温度をあまり変化させないことも長期保存する条件の3つ目です。
およそ年中13,14℃程度に設定しているのですが、実はここには冷房や空調などは一切置いていないんですよ。

ディバイザー:
えっ!?空調が無いのになぜこんなに涼しいのですか?

信濃ワイン様:
実はこの建物の周りには地下水が巡り、小石で取り囲む構造に作られているのです。
そのため、真夏の外気が30℃を超える場合でもセラー内の気温が最適に保たれます。

夏になると、社員が休み時間に涼みに来たりもします(笑)

▲工場外にある源泉地。木曽義仲が馬を休めたという伝説に由来する湧水。▲

ディバイザー:
入り口どころか、建物の建築自体がワインに最適な環境作りなんですね!!

信濃ワイン様:
これが『シードル(りんご酒)』です。
水やガスなどを一切使わず、長野県中野市で採れたふじりんご100%にこだわって作っています。
ふじりんごは酸味が出るので、渋味とあわさって仕上がりのバランスが良くなるんです。

ディバイザー:
つまり、りんごだけでアルコールも発生するということですか?

信濃ワイン様:
発酵の過程で糖分がアルコールに変化します。
原材料がふじりんごのみで何も付け加えないため、アルコールの強さや味もりんごの出来具合によって左右されます。
リンゴの原液をビンに入れて一回閉めて発酵を開始させたら、飲む時まで二度と開けないため、王冠でビンのふたをしめています。

ちなみに、長野県のワインメーカーでシードルを作り始めたのは信濃ワインが最初なんです。
開発に2〜3年かけ、2014年頃にようやく完成しました。

ディバイザー:
へぇぇ…勉強になります。

▲工場内には売店も。▲

信濃ワイン様:
工場内はこれくらいにして、次はぶどう園の方に行きましょうか!

信濃ワイン様ぶどう園にて

信濃ワイン様:
もう収穫してしまった後ですが、ここが信濃ワインの自社農園です。

ディバイザー:
『にごりワイン』はどんなぶどうを使っているのですか?

信濃ワイン様:
にごりワイン赤ワインには『コンコード』白ワインには『ナイアガラ』を使っています。
この二品種はもともと北米のナイアガラ付近の寒い地方から輸入されたもので、寒さに強いため長野県での栽培にも向いています。

ディバイザー:
赤ワインというと『カベルネ』、白ワインというと『シャルドネ』を使っているイメージがあります。

信濃ワイン様:
たしかに、ワインというと『カベルネ』『シャルドネ』が有名ですね。うちでも他のワインには使っています。

実は、にごりワインに使っている『コンコード』『ナイアガラ』はワイン造りにはまだメジャーな品種じゃないんです。
そのまま食べることができるほどフルーティで、ワインらしい渋みを求めるのにはあまり向いていません。

▲木に実るコンコード▲

信濃ワイン様:
ですが、近年は度数が低く、飲みやすいワインというのが人気になってきていまして、こういったフルーティな品種から作るワインの需要が高まっているのです。

『にごりワイン』もそんなフルーティで飲みやすいワインの一つで、今回ちょうど収穫したてのフレッシュなものが完成したので、ディバイザーさんにご案内いたしました!

ディバイザー:
ぶどうによってもワインの味が大きく変わるんですね!
『にごりワイン』の底に少し沈殿しているのはそれぞれ『コンコード』『ナイアガラ』の果肉ということですか?

信濃ワイン様:
そうです!ワインの名前となっている『雪花』『豪雪』は沈殿している様子が積もる雪のようだと例えたことが由来となっています。

▲売店には社長直筆のコメントが。長野県産のこだわりと熱意を感じます。▲

信濃ワイン様:
地元の農園かつ無農薬で作った生のぶどうを味わってほしいというこだわりがあるので。
フレッシュな状態でお届けしたいので、『にごりワイン』のような無添加ワインは先程お見せしたようなセラーには寝かせず、作り置きしていません。

ディバイザー:
素材選びから、作業工程、そしてこだわっているからこその違い…
うちで作っている楽器製作とも通じるものがあってとても共感しました!!

そして入り口からずっと飲みたかったので、後で個人的に購入させてください!!(笑)

信濃ワイン様:
ぜひぜひ!!ありがとうございました!!

(※筆者はこのあと本当に工場内売店で『にごりワイン 「雪花」「豪雪」』を買いました。)

▲フルーティで飲みやすいので、冷やして飲むのがオススメです!▲

というわけで・・・

今年のディバイザー大商談会2022では

【ディバイザー特別ラベル仕様】
・にごりワイン『雪花』
・にごりワイン『豪雪』
・信濃シードル

の3点をご用意致しました!!

長野県外にはほとんど流通していない信濃ワインの『にごりワイン』
そして長野地元産のふじりんご100%にこだわった『信濃シードル』

ディバイザー×信濃ワインのスペシャルラベル仕様でお届け!

ディバイザーは楽器製造のみならず、楽器店様にお送りする贈答品のお酒選びまで全力でこだわり抜いております!!!

【ディバイザー大商談会2022】に出展される新モデルを手にするユーザー様のみならず、商談会に参加される楽器店様の皆様にもこのイベントを心ゆくまで楽しんでいただければと思います!!

商談会後はみんなで乾杯!!


ディバイザー大商談会2022は5月25日開催!

計100モデル以上もの新製品を発表する【ディバイザー大商談会2022】は5月25日にオンライン開催!!

こちらの特設サイトで情報を少しずつ公開していきますので、ぜひご覧ください!


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