【ディバイザーがゆく!ギターショップ巡り】ディバイザー大商談会2025の舞台裏!

全国の楽器店をご紹介させていただくコンテンツ「ディバイザーがゆく!ギターショップ巡り」ですが、今回は2025年5月21日に開催された『ディバイザー大商談会2025』の模様をお届けします!!

SNSで目にするディバイザー大商談会モデルの
「My New Gearしました!」の声や
「やばすぎる!」
「どこの楽器店で見れますか!?」
などなど
色々な声が私達のところへも届き毎日嬉しくSNSを徘徊しております!

ということで・・・今回は職人が至極の木材を使い腕をふるった自信作の数々ができる舞台裏と商談会の形式とオンライン開催ゆえに皆さまに見ていただくことはできなかったショールームの展示風景も余すことなくお届けいたします!!!

そもそもディバイザー大商談会とは・・・???

「ディバイザー大商談会」とは、Bacchus、Momose、Headwayなどのブランドで知られる弊社株式会社ディバイザーが、毎年5月に取引先の楽器店を対象として開催する限定モデルや新製品の発表・受注会です!2016年に第1回が開催され、今回はなんと第10回目となりました!!
2019年までのディバイザー大商談会は長野県松本市のディバイザー本社ショールームで開催されていましたが、2020年のコロナ禍を機にオンライン形式へと移行し、現在では、出展モデルをインターネット上の特設サイトで公開するスタイルとなっています!!

まずは製作風景から!!飛鳥ファクトリーへ潜入!!!

今回の目玉企画のひとつ!!Momose&Headway”宮崎県産の桜材”使用モデル!!

いまやディバイザーの代名詞の一つとなった”桜ギター”!今回のディバイザー大商談会2025では、宮崎県産の桜材を使用したモデルを製作!
ただ単に宮崎県産の桜材を使用するのではなく、デザインには宮崎県にゆかりのある物やイメージさせる物を取り入れ、指板とヘッドには宮崎の木『フェニックス』を意匠とイメージに取り入れました!

ボディのカラーリングなどでは、宮崎の『海』をイメージした鮮やかと深いブルー砂浜の雰囲気がデザインされています!
特にHeadwayのピックガードがめっちゃ砂浜です!!(語彙力

ボディバックの材料は「マンゴー材」!もう一回言っておきます「マンゴー材」です!※こちらは宮崎県産ではございません・・・
トロピカルなイメージのマンゴー材ですが、マホガニーにも似た杢目とサウンドの傾向があり、桜材と組み合わされ新たな桜サウンドを生み出しておりました!

Momose生産20000本目を記念する新作MA-SAKURA MAESTROとそれを囲む2本の特別モデル!

2002年のブランド開始から23年の時を経て遂に、Momose Custom Craft Guitarsの生産本数が20000本を突破!
故百瀬恭夫が考案した治具や製法を受け継いだ飛鳥工場の熟練職人による、手工を基軸とした丁寧な作りで着実と歩みを重ね遂にたどりつきました!
その節目を記念し、20,000本目のシリアルナンバーには現在の飛鳥工場の技術の極みと最高の材料をを用いた入魂の1本として、新ボディシェイプ「MA」を投入!
さらにその前後のシリアルとなる19999と20001においても共通のデザインコンセプトを採用し、伝統の集大成である10000番台の最後には「MT」モデルを、そして新たな一歩となる20000番台の最初には「MC」モデルを採用!

インレイワークも2025年のヘビ年にちなみ白蛇がデザインされており、細かく点数の多いパーツを1個1個手作業で埋めていく作業は気の遠くなりそうな作業です・・・ちなみにネックと指板の材料はハカランダを贅沢に使用しており、サウンドにもタイトなハカランダらしさを加えています!

名前に入る「MAESTRO」、そこにはこんな意味が込められています!

「ボディのマテリアルには極上の桜材と栃材をセレクト。 近年のMomoseブランドを象徴する「和材」の代表格である2種類の材を用いております。ギター用の木材として一般的で無くとも扱い続け、今や代名詞にまで育った桜材と栃材は扱う職人も熟知し、様々な趣向を凝らした製作技に経緯を込めて「Maestro」をその名に宿します。」

和材を使ってきたMomoseにふさわしい特別な称号で20000本を超えた新たな歴史のスタートを感じさせます!

さらに!!!なんと!!
MA-SAKURA MAESTROには付属品として・・・

「椅子」

が付属!
この椅子は松本市内の家具工房「浅村家具製作所」の浅村氏とコラボレーションを行ったギター専用チェア!
腰掛けと足掛けの高さは絶妙なバランスで足掛けに入るインレイと木地着色のカラーリングはギターと同じ手法で飛鳥ファクトリーにて施されております!!

大商談会の見せ場!全て1点物のPremium Collection&Exotic Wood Custom!!

有限会社飛鳥がストックする至極の木材を使い、職人が腕によりをかけて製作する大商談会の見せ場オール1本物のPremium Collectionと極上のベース郡Exotic Wood Custom達!

全てにおいて極上の素材を使用しており、ボディトップの杢目に目を奪われますが、ボディバック材やネック材にも贅沢な材料を使用しており全てが特別なモデル達が製作されました!

極上の木材だからできる塗装の色合いなどギター好き杢目好きにはヨダレ物の光景が工場内ではしばらく続きました!

今のMomoseを象徴する”和材”トチやタモを使用したモデル達!!

もはやMomoseでは定番となった”和材”!
まずはトチ材ですが、フレイム杢だらけのトチ材モデル達!特に「EXCELLENT TOCHI」と名付けられた厳選された極上杢を存分に生かしたモデルはトチ材のポテンシャルの高さを感じさせます!

タモ材はバリバリのキルト杢が出た「キルテッドタモ」のモデルも登場しました!
ここまで極上の杢目が出た材料が揃うことも珍しいとの話で厳選材と組み合わせ、キルテッドタモの良さ120%のモデルに仕上がりました!

Momose MSGモデルからも桜とトチを使用したモデルが登場!

とある日、工場で見かけた可愛い色合い&格好いい色合いのMSGモデル達・・・
カラーリングの切り替わりが真ん中まで来てるなーと思っていたら、それもそのはず!なんとトップ材がボディ半分まで来ているハーフ&ハーフ使用で贅沢にボディ材を使用したモデルとなっておりました!!

桜モデルではらしさ溢れる桜グラデーションとブロンド系のピンクで彩られており、特にこのブロンド系ピンクのモデルがボディバックのマホガニー材と合わさり、SNSでもコメントいただいていた方もいらっしゃいましたが、某アポ◯チョコの様な可愛らしさで社内でも大人気!

トチ材を使用したモデルでは、ブルーとレッドのヴァーチカルグラデーションにて仕上げられており、ボディサイドまで杢目が楽しめる杢目好き必見のモデルに仕上がっておりました!

Headwayからは石川県産の”ソメイヨシノ”と夏の定番”夏桜”モデルが登場!

Headwayの製作部屋が商談会モードに突入すると増えてくる桜モデル、まずは飛び立つワシのデザインが印象的な石川県産のソメイヨシノを使用した、「KAGASOMEIYOSHINO」モデル!
夜明けをイメージしたカラーリングや石川県の鳥イヌワシがデザインされ、石川県の桜であるソメイヨシノの淡いピンクのインレイワークと上品さと大胆さが共存したモデルになりました!

そして、夏の定番「夏桜」は星空がテーマに!
満点の星空と桜の組み合わせは親和性も良くデザインで「これは!」と言った社員が何人も!!
そしてピックガードに描かれた「桜座」!実際には存在しないまだ見ぬ星座となっており、皆さまの桜座を見つけてほしい!というデザイナーの遊び心も入っております!

知ってましたか!?希少材”チューリップウッド”が織りなすThe Eagleのサウンド!

Headwayの新機軸The Eagleから今回の大商談会モデルで登場したのは「チューリップウッド」という聞き慣れない木材を使用したモデル!
「木の女王」とも呼ばれる希少性の高い木材で、非常に硬く重量もしっかりある指板などにも使える木材で、製作途中のネックを触られてもらった際に机にネックを置くゴトッという響きと言ったら・・・それはもう重厚感が溢れかえっておりました・・・
サウンドへの期待値も高くThe Eagleとチューリップウッドが織りなすそのサウンドは・・・ディバイザー公式Youtubeかぜひ!楽器店にて実機をお確かめください!!!!!!

ちなみにチューリップウッドなので、ピックガードにはチューリップのインレイが入っておりますが、これちゃんと「あ~かし~ろき~い~ろ~」になってます!あなただけの1本になる特別感も嬉しいポイントです!

SAKURA UKULELEに初夏の装い!

桜材を使用したウクレレ専門ブランド「SAKURA UKULELE」からは初夏の装いを施した「SAKURA RAINY GRADATION」が登場!
初夏の梅雨空を思わせるブルーのカラーリングは長年桜ギターで培った職人の技が小さなウクレレのボディでも光る絶妙なカラーです!

チェーンの様につながるインレイも親しみ安く皆さまとつながるSAKURA UKULELEにぴったりなインレイです!

赤松ギターに新展開!『CONTINENTAL』登場!

2025年で8年目を迎えた赤松ギタープロジェクトにも新展開が!!
なんと!

新ボディシェイプが登場!!

その名も・・・

『CONTINENTAL』

赤松ギターの発売からアイコンとして知られるようになったSURF BREAKERと同じ様に新モデルにも「ジャーマンカーブ」をボディ外周に施しています!初代赤松ギターを開発した時の発想に立ち返り、赤松の節やシミが違和感なくマッチすることをイメージしてビザール・スタイルのボディシェイプを取り入れ古いガレージから何十年もの時を超えて発見されたような、レトロなルックスになってます!!

さらに展示にはディバイザー・テクニカルセンターのシンボルとなっている赤松を植え付けていただいた、安曇野市の『大南造園』降幡氏にショールーム内に展示できる赤松と装飾を用意いただきました!!
え??どんな展示になったか気になるって???それは後ほどのお楽しみ!!!!

WOODLINEは桜と空飛ぶ燕!

Bacchusの定番ベース『WOODLINE』からは桜モデルで燕の飛ぶ空をイメージしたデザインとなっております!
Bacchusの名付け親である故百瀬恭夫と社員でいつも見ていた工場へ遊びに来る燕。世界へ渡る燕の様にBacchusが世界へ羽ばたいてほしいと願いも込めたデザインです!

ボディのカラーが空をイメージしたブルーとグレーが混ざった様な色合いからホワイトへ変化するグラデーションカラーは必見です!

Deviser ROSETTEEモデルからも”トチ”を使用したモデルが登場!

DeviserブランドのROSETTEEモデルからは、25インチスケール、蓄光のサイドドットマーク、ホロウボディなどの基本仕様はそのままに、ROSETTEEとしては初となるトレモロブリッジ搭載&コイルタップ付の2ハム仕様登場!

トチ材と組み合わせ実践的で自宅からスタジオ、ライブと多方面で使えそうな万能性も合わせてあり色々な使い方をイメージできます!

Seventy Seven ALBATOROSS×フレイムヒノキ!!

針葉樹では珍しいフレイム杢の出たヒノキ材を使用し、Seventy Sevenブランド「ALBATROSS」と組み合わせ意欲作も登場しました!
セミアコースティックとソリッドギターの中間的なALBATROSSの特性とヒノキの鳴りは相性バツグン!
独特のフレイム杢が生きる深いカラーリングも魅力となりました!

STRからはジェームス・タイラーに捧げる4本の新作が登場!

今回製作された4本のSTR JTG Designに深い意味が込められております。
ワンオフモデルやオーダーメイドを基本とするブティックブランド、STR Guitarsの職人・八塚悟にとって、2024年は特別な意味を持つ年となりました。八塚が師と仰いできた2人の偉大な職人――ひとりは飛鳥工場の最高技術責任者・百瀬恭夫、そしてもうひとりは、言わずと知れたJames Tyler Guitarsの創設者、ジェームス・タイラー――が相次いでこの世を去ったのです。
オーダーメイド品や楽器店の特注品の製作に注力していたため、しばらく新作の発表が途絶えていたSTR JTG Design。そんな中、タイラーに捧げる思いを込めて久々に手掛けられたこの新作4本は、和材やエキゾチックウッドの特性を熟知し、その魅力を最大限に引き出す八塚悟の技と、タイラーの機能美あふれるギターデザインが融合した、まさにマスターピースと呼ぶにふさわしい逸品に仕上がりました。

製作が進む工場の中でも際立つ存在感があり、仕上がるのを今か今かとワクワクしながら工場を見に行っていたのは秘密の話です!

大商談会モデル全てが揃ったディバイザー・テクニカルセンター内ショールームへ!!

さあ!それではショールームに一同揃った展示風景がこちら!!!!!!
まずはMomose20000番を記念した3本のモデルから!!

続いてはこれぞ商談会!Premium CollectionとExotic Wood Customの1本物が埋め尽くす圧巻の光景です!

極上のベースモデルが揃うExotic Wood Custom!
ボディバックも見せたくて一番手前がこの配置なのも商談会モデルならでは!

そしてそして、Momose MSGモデルとキルテッドタモ、トチ材のモデルが並ぶ壁へ!
もうモデルの情報量がすごいことになってます!!!

続きましては、Momoseの宮崎県産桜材モデル「HYUGAZAKURA」のコーナー!!

Deveiser ROSETTEEとBacchus WOODLINEのコーナーは上品な色合いに癒やされます!

やってきましたHeadwayコーナー!!
ボディバックにまでデザインが施された近年のHeadwayは展示も圧巻!!まさに芸術品の様な壁になってます!!!

広いスペースにゆったりと飾られ、只者ならぬ雰囲気になっていたのがSTR JTG Design!!
横から覗き込みレイヤー構造となっているボディサイドを思わず見てしまいます!

ラストはこちら!ショールームのど真ん中をあえてのラストにご紹介!!!
見てください!!赤松の盆栽と赤松ギターのコラボレーションを!!ショールームに本物の松の木ですよ!!!
大南造園の降幡さんが製作する「庭rium」のイメージがショールームに収まっており、赤松ギター新作CONTINENTALモデルとも親和性高く際立て合う圧巻の光景です!!

ディバイザー・テクニカルセンターで仕上げられるJapan Tune-up Seriesからも新作が登場!

ディバイザー・テクニカルセンターのショールーム下、1階にある組み込み部署にて仕上げられるハイコストパフォーマンスモデルのJapan Tune-up Seriesからも新作が登場!人気アーティストおさむらいさんとの共同開発や復刻モデルなど個性的なラインナップが揃いました!

人気アーティスト『おさむらいさん』コラボレーションモデル第3弾!HF-KOBOREZAKURAが登場!

故・百瀬恭夫がおさむらいさんのために作ったカスタムの桜ギターの仕様を元として、手に取りやすい価格帯に落とし込んだHeadwayとおさむらいさんの共同開発モデルが登場!国産の桜材が使われたボディは生鳴りの重視のために装飾をシンプルにする一方、指板とヘッドにはおさむらいさんの思い描く桜の情景を白蝶貝やアバロンなどの素材を贅沢に使用して表現しました!

古いアメ車をイメージした『Old American Gold』カラーがスポット生産で登場!

華やかなイメージからアンティークなイメージまで様々な色合いがある「Gold(金色)」の中で今回着目した色合いは今なお愛されるアメリカンな旧車の色合い!レトロなゴールドの雰囲気が上品なモデルに仕上がりました!

ついに登場!Seventy Seven JTシリーズで『ALBATOROSS』モデル!!!

生産キャパシティの不足により新規の受注を停止していた「ALBATROSS-JAZZ」モデルがJapan Tune-up Seriesから待望の復活!!!!
オリジナルと同様のスプルーストップはもちろん、内部構造や装飾などにおいてもその特徴が踏襲され、小ぶりで軽量ながらもホロウのサウンドが楽しめる1本に仕上がりました!

そして全国の楽器店へ!!

そして展示が終わるとあっという間にギター達は梱包され、全国の楽器店へ皆さまにMy New Gearしてもらう為、旅立っていきます!
いつになってもこの瞬間の寂しさと良い出会いをするんだぞ!という親心的な物に襲われちょっとセンチメンタルな感じになる中の人でありました・・・

ぜひ皆さま!!全国の楽器店にて見かけました際は職人のこだわりが詰まったモデル達を見て弾いて、「これは!」となった方は相棒にしてもらえると職人、中の人一同大喜びでございます!!

「ディバイザー大商談会2025」特設サイトにて気になったモデルをチェック!

ディバイザーがゆく!ギターショップ巡り特設サイト

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