


吉野桜
奈良県黒滝村の桜をトップ材に用いた2025年One Day Guitar Show限定桜モデル。黒滝村に隣接する吉野山から着想を得たフィニッシュに加え、鹿の角や八重桜など奈良ゆかりのモチーフを装飾に取り入れ、素材が持つ物語をギター全体で表現しました。
吉野山の情景を
イメージしたフィニッシュ
桜の咲き誇る吉野山と、その向こうに広がる白い空を、斜めのグラデーション塗装で表現しました。 ピックガードには、同じく吉野山をモチーフにしたデフォルメロゴをワンポイントであしらい、フィニッシュとの統一感を持たせています。
奈良の県鳥コマドリ
12フレット周辺では、奈良県の県鳥・コマドリが羽を休めます。 特徴的なオレンジ色の羽毛は木材の自然の色で再現し、舞い散る桜の花びらとともに、優雅にたたずむコマドリが色彩豊かな春の情景を描き出します。


栃で表現する”赤”
木材の中でも比較的白く美しい木肌を持ち、色彩豊かな塗装表現を可能にする栃(トチ)材。Momoseをはじめとするディバイザー各ブランドでは、桜と並ぶ定番の人気トーンウッドとして広く用いられています。今回の栃モデルでは、塗装職人が木目の表情に合わせて独自に調色した赤基調のフィニッシュを採用。栃材が持つ新たな魅力を引き出しました。
Original Series
ビンテージギターの基本構造を継承しながら、より現代的なアップデートを随所に盛り込んだカスタムギター。質実剛健な芯の強さが材料の持つポテンシャルを存分に引き出します。
Modern Virtuoso Series
栃モデルでは、現代の音楽シーンに求められる機能性を追求し、Momose流のアイデアを取り入れたラ”Modern Virtuoso Series”のモデルもラインナップ。プレイヤー目線のモダンスペックの数々が、栃材の秘めるポテンシャルをさらに引き出します。該当するモデルにはヘッドにロゴが入ります。


表情豊かなバール・トチ
木の根元付近に生じるバール杢が浮かび上がった栃材をトップに使用したシリーズ。フレイムトチとは異なる、うねるような杢目が独特の魅力を放ちます。今回のバール・トチモデルでは、木目の個性を引き立てるために、左右の端に向かって塗装が濃くなるバーティカル・グラデーションで仕上げました。
ボディバックには近年ますます入手が困難になっているアッシュ材を贅沢にもワンピース仕様で採用。限定モデルならではの、とっておきの材料を用いた逸品です。


Antique Frame
西洋絵画の額縁に用いられる塗装技法を応用した、人気の “Antique Frame Finish” が、2025年の One Day Guitar Show にも登場。これまでにない明るいブルーのボディカラーに、特注のブルー・アクリル・ピックガードをマッチングしました。その個性的なルックスとは裏腹に、アルダー2Pボディ、マダガスカル・ローズウッド指板、サーモ・メイプル・ネックといった王道かつ豪華な仕様を採用。弾き手を選ばず、多彩なジャンルで活躍が期待されます。



MFV 栃 × 桜
Momose が使用する和材の二大巨頭、桜 と 栃をボディトップに貼り合わせた、強烈なインパクトを放つ 2025年 One Day Guitar Show 限定 MFV モデル。それぞれの材の木目の特徴に合わせて調色を行い、バースト系のカラーリングで仕上げました。
ボディバックとネックには、近年ますます希少価値の高まっているアフリカン・コリーナ材を贅沢に使用。独創的なルックスと伝統的な素材が融合した、まさにショーモデルの名にふさわしい逸品です。


材の個性極まる「エキゾチックウッドカスタム」
国内外の希少材を用いたワンオフモデル、「EWC(エキゾチックウッドカスタム)」シリーズ。コブ杢が強烈な個性を放つマーブルウッドや、水墨画を思わせるような黒い杢目が美しいペールムーン・エボニーなど、飛鳥工場の蔵出し材を贅沢に使用しています。素材の持ち味を最大限に引き出す、塗装職人の熟練技にも要注目。
今回は人気のPJ仕様モデルもラインナップし、より多くのベースプレイヤーのニーズにお応えします。
MPJ4
多くのベーシストから要望の上がっていたPJ仕様のエキゾチックウッド・カスタムが新登場。中低音域に特徴のあるそのサウンドはバンドアンサンブルの中でも存在感を放ち、プレイヤーの個性を引き出します。
MPJ5
Original Series 4strings
ビンテージギターの基本構造を継承しながら、より現代的なアップデートを随所に盛り込んだMomoseのOriginalシリーズ。「材の個性に応じた加工により材の鳴りをそのまま引き出す」百瀬の製作理念を形にしたラインナップです。
Original Series 5 strings
Modern Virtuoso Series 4 strings 24 frets
ハイフレットの演奏性を追求したコンターやホーンを備えた24フレット仕様のモデル。ビンテージモデルから持ち替えた時の違和感を最小限に抑えるために、ボディ形状や各部のパーツの位置を徹底的にこだわっています。
Modern Virtuoso Series 5 strings 24 frets


桜材と軽井沢彫で表現する”巳桜”
材料、木工加工、意匠、そのすべてにおいて、最高峰と呼べる「もの」と「わざ」を結集して製作された本機。今回の展示品の中でも最も豪華絢爛を極めるエレキギター、「巳桜(へびざくら)」 です。ボディトップには、最高グレードのフレイム桜材を使用。その木肌には、軽井沢彫シバザキの手により、生命感あふれる蛇の姿が精緻に彫刻されています。さらに、蛇の鱗を思わせる杢目を持つ希少材スネークウッドを指板とヘッドトップに採用。
そこに白蝶貝をはじめとした上質な素材を組み合わせ、古来より縁起物として崇められてきた白蛇をモチーフとした意匠を施しました。巳年にあたる2025年にふさわしく、素材そのものから着想を得た造形美と象徴性を、これまでにない完成度で具現化した至高の三本がここに誕生しました。
スネークウッド
指板と天神に使用された希少材スネークウッドは、その名のとおり蛇の鱗を思わせる模様と深い木色が美しい銘木で、重厚かつ硬質な木質は指板材として理想的です。その高い比重により、水の中に入れても浮かばない木材として知られています。 財運や繁栄をもたらす神、弁財天の使いとされている白蛇が桜の木から人々を見守る様子を、白蝶貝を用いて指板と天神に表現しました。


Momose “Advanced”
エレキギターの世界において「アーチトップ」という仕様は、木材を立体的に削り出すことで、その杢の美しさや質感を最大限に引き出す、まさに高級モデルにふさわしい技法です。数々の木材を扱い、その特性を熟知する Momose の職人たちが手掛けたアーチトップモデルこそが、この MA(Momose Advanced) モデルです。アーチの曲線が最も美しく映えるよう、各所のエッジや頂点のラインには徹底的にこだわりを注ぎました。
光を受けて生まれる繊細な陰影が、見る者を魅了する立体的な表情を生み出します。
極上材の共演
ボディ材には飛鳥工場が誇る極上和材の代名詞ともいえるフレイムトチの中から、さらに選りすぐりの材を使用。塗装職人が加工上りのボディの状態を細やかに見極めながら3種類のカラーリングを調色し、トチ材が持つ個性豊かな杢目をいっそう際立たせました。指板には、言わずと知れた高級材ハカランダ(ブラジリアン・ローズウッド)を採用。ツリー・オブ・ライフのインレイが施され、気品と存在感を兼ね備えた佇まいに仕上がっています。


























































