【HeadwayATB】フレットが…!フレットが…!!

※この記事はフレットに着目した記事なのでほとんど絵面が変わりません。予めご了承ください。

ギタリストのみなさん、幸せなフレット生活を行っていますか?

世の中には

大きいフレット・小さいフレット

丸いフレット・三角のフレット

硬いフレット・柔らかいフレット

銀色のフレット・金色のフレット

ピッカピカの新品フレット・使い込んですり減ったフレット

などなど無数のフレットがあります。

フレットの数だけギターがあり、ギターの数だけフレットがあります。

もし世の中からフレットが無くなったらギターは存在しなかったかもしれませんし、
ギタリストも存在しなければ、人間も地球も存在しなかったかもしれません。


我々はフレットに生まれ、
フレットに還る存在なのです・・・

 

 

しらんけど。

フレットこそ、ギターをギターたらしめる

上の怪文を読まずとも、フレットがギターにとってどれだけ大切かはご存じの方も多いのではないでしょうか。

フレットはギターをギターたらしめる超重要なパーツです。
ギターの音程はフレットの位置で決まりますし、プレイヤーが押弦する場所もフレット付近、押弦した時に弦が触れる部分はブリッジサドルとフレットです。

 

フレットの素材が違えば音も変わりますし、サイズが違えば演奏感も違います。
なぜこんなにフレットについて語るのか!?というと・・・

Headway ATB Seriesのフレットが新しくなりました

フレットの種類は数あれど、Headway ATB Seriesでは市販のフレットを使わず、フレットメーカーに特注したHeadwayオリジナルのフレットを使用しています!

HHF-AG

 

これが・・・

 

 

 

 

 

 

なんと水面下で新開発を進めており!!!

10月よりATBシリーズのフレットがリニューアル!!!

HHF-AG2S

 

 

 

「HHF-AG」が「HHF-AG2S」になりました。「2S」が追加されました。

写真や名前だけでは違いがわからないと思うので、新フレット「HHF-AG2S」のポイントをご説明いたします!!

素材がニッケル製→ステンレス製に

新フレットは素材がニッケルから”柔らかめの”ステンレス製になりました!

ステンレス製フレットといえば山が減りにくく、耐久性が高いことで知っている方も多いと思いますが、そのもう一つの特徴として音が硬くなってしまう、高音がシャリつくという面があります。

もちろん、硬い音がお好みの方はいるとは思いますが、Headwayのアコースティックギターにはあまりステンレスフレットらしいサウンドはマッチしないと考えました。

そこで、フレットメーカーと共に開発する中で導き出した答えは、ステンレスの中でも比較的柔らかめの素材を使用すること。

ステンレスにも成分の含有量の違いにより、様々な特徴を持ったステンレスが存在します。
ステンレスらしい耐久性をもちながらも硬すぎない、Headwayらしいサウンドを活かすフレットとして生まれ変わりました!

サイズが高め→高さは低く、幅は細く

もともと「HHF-AG」は素材にニッケルを使用していたこともあり、ステンレスと比較すると山の減りは早いものでした。

より耐久性を持たせるためにフレット山を高めにすることで高寿命にしていたのですが、「HHF-AG2S」は素材がステンレス製になったことで山は減りにくくなりました。

そこで、フレット変更に伴い、サイズも変更。
これまで山の幅は広め、高さも高めのものでしたが、「HHF-AG2S」は山の幅を細く、高さをおよそ0,2〜3mmほど低くしました。

山が低くなることとは、指板からフレットの頂上までの幅が狭くなることを意味します。
つまり、弦高(フレット頂上から弦までの距離)を変えずとも0,2~3mm分、弦から指板の距離が狭くなります。

押弦する際に0,2mm分、力を使わずに済むため、テンション感がゆるく感じることが出来、スムーズでストレスのないフィンガリングが可能になります。

まとめ

旧フレット「HHF-AG」と新フレット「HHF-AG2S」の違いをまとめると、下記のとおりです。

HHF-AGHHF-AG2S
素材ニッケル柔らかめなステンレス
サイズ幅が広め、高さは高め幅が細め、高さは低め

つまり、

新フレット仕様になったことで
より長持ちし、より弾きやすくなりました!!

ぜひ新フレット「HHF-AG2S」をご体感ください!!


※新フレット「HHF-AG2S」に変更となるのはHeadway ATB Series シリアルナンバーA03237〜A03248、A03263以降の製作モデルでございます。
それ以前のシリアルナンバー個体は旧フレット仕様となりますので、予めご了承くださいませ。


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