HD-KAGASOMEIYOSHINO’25/ATB
希望小売価格¥480,000(税抜)
製品番号:103 / 出展本数:10Specification
- Body Top
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Sitka Spruce
- Body Side&Back
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Someiyoshino(石川県産)With 3P Center: Indian Rosewood
- Neck
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African Mahogany
- Fingerboard
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Ebony
- Nut
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High Density Bone(水牛骨)
- Saddle
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High Density Bone(水牛骨)
- Bridge
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Ebony
- Machineheads
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GOTOH®SG301 AB01 GG
- Frets
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HHF-AG2S
- Scale
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645mm(25.4inch)
- Neck Grip
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Extra Slim U
- Width at Nut
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43mm
- Bracing
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34 Semi Forward Shifted, Scalloped X Bracing
- Finish
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Thin Urethane
- Strings
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Elixir® NANOWEB Light(.012-.053)
- Accessories
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ハードケース、六角レンチ、保証書、サウンドホールカバー
細部の仕様とデザインは予告なく変更になる場合がございます。
Introduction
Video
石川県産のソメイヨシノを使用した限定モデル
石川県産の「ソメイヨシノ」をボディサイド&バック材に使用。日本人にとってなじみの深い桜であるソメイヨシノですが、その杢目には丸太毎に個体差があり、今回の石川産材は美しく通った木目とソメイヨシノらしい褐色の木地が特徴です。
ボディバックのセンター材にはインディアンローズを入れることで、サウンドに芯と張りを加え石川県産ソメイヨシノの甘い中音域の特徴をしっかりと生かします。

飛び立つイヌワシに込められた願い

ピックガードなど本機の随所に、石川県の鳥であるイヌワシのモチーフを取り入れました。ヘッドから指板にかけては、イヌワシの羽と桜が舞い落ちる情景をダイナミックに表現し、バックのセンターピースに描かれた昇る朝日に向かって飛び立つイヌワシには、これからの未来に向けて勇敢に進んでいくイメージを託しています。
指板インレイに入る桜の花弁には、ソメイヨシノの淡い花の色をイメージした薄桃色の素材をあしらい、桜ギターならではの可憐で上品な表情を添えています。
金沢を代表する金箔職人集団「箔一」とのコラボレーション

石川県産の木材を扱うにあたり地域の技術を活かした装飾を入れたいと考え、金沢を代表する金箔職人集団「箔一」とコラボレーションを行い、サウンドホールカバーとサウンドホールラベルに煌めく金箔を施しました。
日本随一の「金沢箔」、金箔は古代から永遠不変を象徴する素材として寺院建築や仏像彫刻に使われ、日本独自のものとして定着し発展してきました。今では日本の金箔生産量の99%を占めている金沢。この金沢の地で一番に箔工芸品を作ったというのが箔一の由来です。

サウンドホールカバーでは全面を金箔で覆い、凹凸にて桜を表現する豪華絢爛な仕様を採用しており、そのままでも飾ることのできる本物の金箔ならではの輝きがあります。ヘッドトップから舞い散った桜がサウンドホールカバーに集まる対となるデザインが印象的です。

サウンドホールラベルには銀箔と金箔を組み合わせデザインを組み立てており、薄暗いサウンドホール内でもはっきり煌めく仕上がりとなりました。
朝日を表現したカラーリング

まるで夜明け前、朝日が昇り始めるほんのわずかな瞬間を閉じ込めたかのようなカラーリング「Blue Dawn Gradation」を本機のために調色しました。深い青から徐々に明るく染まりゆく夜明けの空を、繊細なグラデーションで表現しています。
夜明けの空へと飛び立つイヌワシと、舞い散る桜を見上げる和傘の女性は、果たしてどのような想いを胸に抱いているのでしょうか。

Headwayとしての物作り

デザインに目を惹かれる桜ギターですが、Headwayとしての「長く良い音で弾けるギター」という基本の信念は忘れていません。ネックには弾きやすさと剛性を両立した「Extra Slim U Neck」を採用し、ブレイシングには百瀬が基本設計を行っていた「セミフォワードシフトブレイシング」を採用しています。飛鳥製Headwayは丸太から材料を買い付けることで実現している継ぎの無い1ピースのネックを採用しており、確かな音の伝達と美しい仕上がりとなります。