小原の四季桜をモチーフとした
“桜×紅葉“の2025年モデル

小原の四季桜をモチーフとした“桜×紅葉“の2025年モデル

2021年より製作を開始した「四季桜」がテーマの桜ギター秋限定仕様モデルが今年も登場します。 このモデルは紅葉の季節に桜が咲くという珍しい自然現象を特徴とする、愛知県豊田市小原地区の「四季桜」に着想を得て開発されたものです。 四季桜は春と秋の年2回花を咲かせることで知られており、特に秋には紅葉と桜が同時に楽しめる幻想的な風景が広がります。 その美しいコントラストと儚げな魅力をギターのデザインに落とし込むことで、季節感を感じながらも一年を通して楽しめる仕上がりとなっております。 木材の選定やカラーリング、意匠に至るまで四季桜の持つ美しさを表現しています。


四季桜とは

四季桜とは、秋から冬にかけて花を咲かせる桜の品種の一つです。桜といえば春のイメージが強いですが、寒くなってからも花をつける樹種も実は存在します。四季桜の一番の見所は紅葉と同時に味わうことが出来ることです。日本の四季が生み出すワンシーンを、いつまでも枯れることのなく身近に感じられるように秋のモチーフとして四季桜を採用いたしました。また、特徴的なインレイの数々は、小原の四季桜を管理されている豊田市小原観光協会様からご提供いただきました資料をもとにデザインされています。


Aska Team Build Series


Design


01

秋の装いに染まった桜と紅葉の
コラボレーション

紅葉の季節に重なるように花を咲かせる四季桜は、見頃を迎えると紅葉と桜が共存する幻想的な風景となります。今年の四季桜モデルでは秋をイメージし、ブラウンに着色した桜材をインレイとして埋め込むことで表現しています。紅葉にはサティーネ材とモビンギ材を使用し、こちらでも秋らしい色合いを演出しています。

02

ウグイスがこっそり隠れる様子を
描いたインレイ

指板にはかつて小原村であったときに村の鳥として地域に馴染んでいたウグイスをデザイン。警戒心で強いことでも知られるウグイスが紅葉と桜の間からひょっこりと顔を覗かせた、思わず微笑んでしまうような構図となっています。

03

小原の秋と舞い散る紅葉の情景

桜の花びらを模したピックガードには、秋へと移ろう色彩を表現するためにべっ甲素材を使用し、その上に紅葉と桜が共存する繊細なデザインを施しました。サウンドホールカバーには、桜ギターの象徴とも言える和傘の女性を描き、舞い散る紅葉の中に佇む情景を表現しています。

04

両手に広がる桜と紅葉の景色を
描写したボディバック

ブラウンのバーストとセンターピースの楓材の色合いが見事に調和した3ピース8ボディバック。奥行を感じさせる楓材は桜と紅葉が両脇に広がる川や道を表現し、デフォルメされた可愛らしい桜と紅葉が描かれています。

秋の装いに染まった桜と紅葉のコラボレーション

紅葉の季節に重なるように花を咲かせる四季桜は、見頃を迎えると紅葉と桜が共存する幻想的な風景となります。今年の四季桜モデルでは秋をイメージし、ブラウンに着色した桜材をインレイとして埋め込むことで表現しています。紅葉にはサティーネ材とモビンギ材を使用し、こちらでも秋らしい色合いを演出しています。

ウグイスがこっそり隠れる様子を描いたインレイ

指板にはかつて小原村であったときに村の鳥として地域に馴染んでいたウグイスをデザイン。警戒心で強いことでも知られるウグイスが紅葉と桜の間からひょっこりと顔を覗かせた、思わず微笑んでしまうような構図となっています。

小原の秋と舞い散る紅葉の情景

桜の花びらを模したピックガードには、秋へと移ろう色彩を表現するためにべっ甲素材を使用し、その上に紅葉と桜が共存する繊細なデザインを施しました。サウンドホールカバーには、桜ギターの象徴とも言える和傘の女性を描き、舞い散る紅葉の中に佇む情景を表現しています。

両手に広がる桜と紅葉の景色を描写したボディバック

ブラウンのバーストとセンターピースの楓材の色合いが見事に調和した3ピースボディバック。奥行を感じさせる楓材は桜と紅葉が両脇に広がる川や道を表現し、デフォルメされた可愛らしい桜と紅葉が描かれています。

Material

01

34ブレイシング

Headwayマスタービルダー百瀬の近年の製作実績から最も手応えを感じたブレーシングレイアウト「34ブレーシング」を採用しました。フォワードシフトよりもXブレーシングの交差位置を「4.6mm」ほどブリッジ側に寄せたいわゆる「セミフォーワードシフト」に近いレイアウトで、強度の面でも安定している点が大きな魅力です。フォワードシフトブレーシングが持つ柔らかさや倍音感を残しつつ、煌びやかで繊細なタッチでもしっかり反応するサウンドに仕上がりました。

02

エクストラスリムネック

Headway史上最も薄い設定で握りやすい形状のエクストラスリムUネックを採用しました。ただ薄くしただけでなく、ネック内部にカーボンサポートの補強を入れることによりHeadway従来の特徴である堅牢さ、安定性も保持しています。女性や手の小さいプレイヤーにも試して頂きたい自信のネックグリップです。 少し使い馴染んだ後のネックのような半艶仕上げを施すことにより、適度に手がネックに吸い付く程よいグリップ感を実現しました。また、カーボンサポートにより、剛性が高まりレスポンスの良さに繋がっております。

03

高精度なネックジョイント

ボディとネックを別々に塗装した後、伝統的な蟻溝(ありみぞ)工法と呼ばれるジョイント方法を採用しています。近年ではより簡単なボルトなどを使用したジョイントのモデルも増えてきていますが、蟻溝方式のジョイントは接合面積も広く、高精度に仕上げればネックとボディはあたかもひとつの木材であるかの様に豊かな鳴りを生み出します。「ほぞ」と呼ばれるジョイント部の突起は、一般的な物よりも大きめに作られており、専用の治具を使用して接合します。この様に塗装後にジョイントされる方式を「後仕込み」と呼んでいます。

04

桜×楓

ボディサイド&バックには、フレイム杢が際立つ和材の山桜を使用。本機は3ピース構造となっており、センター材には同じく和材の楓を採用しております。どちらも比較的硬くしっかりした材質であり、山桜特有の少し甘さを感じるサウンドに楓が持つスッキリとしたキレのあるトーンがエッセンスとして加わることで、軽いタッチから甘く爽やかに鳴る印象的なサウンドに仕上がっています。

VIDEOS

Standard Series


Design

01

ツバメと桜

日本人にとってなじみの深いツバメをモチーフとしたデザイン。ツバメはHeadwayともゆかりのある鳥であり、マスタービルダーの故・百瀬恭夫は毎年春になると工房にやってくるツバメを楽しみにしていました。師への想いと、日本の奥ゆかしい風景に焦点を当てたデザインです。

02

咲き誇る桜のインレイワーク

桜モデルを象徴する要素の一つとして、指板上にはアクリルと木材を使用して巧みに表現された桜のインレイが施されています。

03

鮮やかで美しい赤褐色のピックガード

ピックガードは紫色の木色を持つパープルハートを用いながら、桜の花を再現したデザインを採用しています。

04

角度によって表情を変える
「Autumn Redpink Pearl」

桜のピンクと紅葉の赤を表現した「Autumn Redpink Pearl」のカラーリング。パール塗装で仕上げることによって、見る角度によって色合いが変わり異なる表情をみせます。

ツバメと桜

日本人にとってなじみの深いツバメをモチーフとしたデザイン。ツバメはHeadwayともゆかりのある鳥であり、マスタービルダーの故・百瀬恭夫は毎年春になると工房にやってくるツバメを楽しみにしていました。師への想いと、日本の奥ゆかしい風景に焦点を当てたデザインです。

咲き誇る桜のインレイワーク

桜モデルを象徴する要素の一つとして、指板上にはアクリルと木材を使用して巧みに表現された桜のインレイが施されています。

鮮やかで美しい赤褐色のピックガード

ピックガードは紫色の木色を持つパープルハートを用いながら、桜の花を再現したデザインを採用しています。

角度によって表情を変える「Autumn Redpink Pearl」

桜のピンクと紅葉の赤を表現した「Autumn Redpink Pearl」のカラーリング。パール塗装で仕上げることによって、見る角度によって色合いが変わり異なる表情をみせます。

Material

01

高精度なネックジョイント

ボディとネックを別々に塗装した後、伝統的な蟻溝(ありみぞ)工法と呼ばれるジョイント方法を採用しています。近年ではより簡単なボルトなどを使用したジョイントのモデルも増えてきていますが、蟻溝方式のジョイントは接合面積も広く、高精度に仕上げればネックとボディはあたかもひとつの木材であるかの様に豊かな鳴りを生み出します。「ほぞ」と呼ばれるジョイント部の突起は、一般的な物よりも大きめに作られており、専用の治具を使用して接合します。この様に塗装後にジョイントされる方式を「後仕込み」と呼んでいます。

02

日本国内で採取された山桜(ヤマザクラ)をサイドバック材として使用。非常に硬質な特徴がありローミッドにピークを持ちつつも、桜材特有の甘いサウンドを奏でます。ボディ中央にはピックガード材と同じパープルハートによるセンターラインが装飾されています。

VIDEOS