【Headway】徹底解説!2022LimitedModel
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2022年1月1日に発表した2022年Headway45周年記念モデル『2022 HD-531 SF,S-ESV/ATB』『2022 HF-531 SF,S-ESV/ATB』
皆さんもうご覧になりましたでしょうか?
▼まだ見ていない方はこちらの特設サイトをご覧ください!▼
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さぁ、2月上旬の発売に向け、只今鋭意製作中の本モデル。
デザイン面はさることながら、木材や木工についてもHeadway45周年の結晶とも言うべき技術や歴史が詰まっています!
今回は本モデルに使用されている木材、そして加工の
制作途中の様子を混じえながら細かーーく見ていきますよー!!
木材について
トップ材:アディロンダックスプルース
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アディロンダックスプルースは北米、ニューヨーク北部のアディロンダック山地に分布する木材です。
剛性が高く軽いその特性から、戦闘機などの材料として使われ乱伐されたために、アディロンダックスプルースは今や希少材として知られます。
さて、アディロンダックスプルースは前述の通り、剛性が高く、軽いことが特徴です。
その特徴はアコースティックギター材の最適解であると言っても過言ではないでしょう!!
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木目が詰まった美しいルックスと低音から高音まで澄んだ豊かな響きを味わうことができるのはアディロンダックスプルースならではの味であり、本モデルでもそれを最大限に引き出しました!!
サイド&バック材:神代タモ&栃
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サイド、そしてバック材には千年以上前に土砂に埋もれ、腐敗せずに現代に再び姿を現したことから畏敬の念を込め『神代』の名を持つ、『神代タモ』を採用!
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長い期間を経た材は灰色に変色し、神代木ならではの独特の風合いを醸し出し、見る人の目を引きます。
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比較的硬質で低音の迫力と煌びやかな高音を持ち合わせている神代タモですが、バック材センターに比較的柔らかい和材『栃』が加わることで、適度に硬さが抜け、全域で明るいトーンを響かせる仕上がりとなっております!
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木工について
エクストラスリムVネック
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Headwayが長年かけて追求してきたナローVシェイプのネックを持ちやすくリシェイプした『エクストラスリムVネック』を採用!
従来のナローVネックと比べ、1フレットで約1mmほどネックを薄く仕上げ握り易い太さのネックに仕上げました。
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「Headwayを手に取るユーザー様には長く愛用して貰いたい。」
というHeadwayの信念を守り、従来より薄くなりつつも強度の高いネックに仕上げる為、カーボンサポートをネックに導入したハイストレングスネック仕様に。
まカーボンサポートが入りネックの剛性が飛躍的に高まることで、弾いた瞬間すぐに音の出るレスポンスの良さにも繋がっています。
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34セミフォワードブレーシング
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ブレーシング一つでギターと言う楽器が別物になると言われるほど、職人の熟練技術が必要となるスキャロップド加工。
本モデルに採用されたのはHeadwayマスタービルダーの百瀬恭夫が1934年製のビンテージギターのブレーシングを研究し、独自に発展させ、近年のギター製作で最も手応えを感じたと語る『34セミフォワードブレーシング』。
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ブレーシングのクロス位置がサウンドホールに近いセミフォワードシフトとなっており、新品で手に取った瞬間より低音の反応がよく、ボリュームのある鳴りを持つことが特徴的です!
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軽いタッチでも反応する繊細さに適度なタイト感を加え、アコースティックギターの基本となるサウンドを極限まで昇華させた…そんな響きを持ちます。
フォワードシフトよりも5mmほどブリッジ寄りになっていることにより、トップ板の安定性も考慮された設計が行われています。
今回ご紹介したモデル
Headway 2022 HD-531 SF,S-ESV/ATB
希望小売価格・・・¥400,000(税抜)
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Headway 2022 HF-531 SF,S-ESV/ATB
希望小売価格・・・¥400,000(税抜)
![](https://www.deviser.co.jp/wp-content/uploads/2020/12/2022-HF-531-SFS-ESV-SHC.png)
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